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★☆★☆★ 【日刊☆こよみのページ】2025/11/23 号 (No.6994)  ★☆★☆★
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 お早うございます。本日の暦データを配信致します。

【本日のヨミドコロ】
 勤労感謝の日のルーツは、旧暦十一月の「新嘗祭」。その日付を決める鍵は
 冬至と「十一月の中卯の日」? 太陽の力のよみがえりと一年の収穫への感
 謝が、今の祝日にどうつながっているのかを考えてみました。

読┃み┃物┃・┃目┃次┃
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□暦のこぼれ話 ・・・ 勤労感謝の日と冬至

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★      ■■■ 令和  7年 11月 23日 の暦 ■■■       ★
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西暦 2025年 11月 23日  [月の] 第5週 第4日曜  [年の] 327日目 残り  39日
旧暦  10月(大)  4日 (先勝)
ユリウス通日 2461002.5 (日本時 9時の値)

暦と時節
 二十四節気 小雪 (11/22 ~ 12/6)
 七十二候  虹隠れて見えず (11/22 ~ 11/26)

■祝日・節入日・候入日・雑節等
 勤労感謝の日 祝日・休日

■今日と明日の日干支と主な暦注
◆今日(11/23)のデータ
 六曜   先勝 [せんがち] 朝~昼は障りなし.昼過ぎ~夕は悪い
 日干支  丙申 [ひのえさる]
 十二直  納  [おさん] 小吉.物品購入,新築吉.婚礼,見合い凶
 二十八宿 虚  [きょ] 入学吉.造作,相談ごと大凶
 二十七宿 斗  [と] 土動かし,造作は吉
 日家九星 一白水星 [いっぱくすいせい]

 ◇主な暦注
  不成就日 [ふじょうじゅにち] 凶日.ことに事業開始等大凶
  神吉日 [かみよしにち] (神よし)とも書く.神事に吉
  母倉日 [ぼそうにち] 吉日.婚姻には大吉日
  受死日 [じゅしにち] 黒日ともいう.最大悪日とされる
  復日   [ぶくにち] 慶事ますます吉,凶事ますます凶
  滅門日 [めつもんにち] 凶日

◆明日(11/24)のデータ
 六曜   友引 [ともびき] 友びきとて半ばよし.昼時悪し.葬礼忌む
 日干支  丁酉 [ひのとのとり]
 十二直  開  [ひらく] 小吉.造作,婚礼吉.葬式などの不浄事凶
 二十八宿 危  [き] 壁塗り,出行など吉.衣類の裁断等は凶
 二十七宿 女  [じょ] 髪すきなどを除き凶.葬式は大凶
 日家九星 九紫火星 [きゅうしかせい]

 ◇主な暦注
  一粒万倍日 [いちりゅうまんばいにち]
        慶事、事業開始、種まき等大吉.借金は大凶
  神吉日 [かみよしにち] (神よし)とも書く.神事に吉
  母倉日 [ぼそうにち] 吉日.婚姻には大吉日
  十死日 [じゅうしにち] 天殺日ともいう.受死日に次ぐ凶日
 参照:https://koyomi8.com/sub/rekicyuu.html (暦注計算)

■誕生花と花言葉
◆今日(11/23) の誕生花
 ピラカンサの実 美しさはあなたの魅力
 ミカン(蜜柑) 花嫁の喜び・清純
 ペリストロフェ 不思議

◆明日(11/24) の誕生花
 ネリネ            また逢う日を楽しみに
 ハナサフラン(秋咲きクロッカス) 信頼

 参照:https://koyomi8.com/cgi/today/bflower.php (今日の誕生花)

■今日の記念日
 ◇勤労感謝の日
  勤労感謝の日は「勤労をたっとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝し
  あう」日として、1948年(昭和23年)に制定された国民の祝日。
  戦前はこの日を新嘗祭と呼び、宮中では天皇が新しい米などを神殿に供
  えた。

 【参考】祝祭日一覧 https://koyomi8.com/syukujitsu.html

 ◇新嘗祭
  新嘗祭は、1873(明治6)年から1947(昭和22)年までの祭日。
  天皇が新穀を天神地祇に勧め、また、親しくこれを食する祭儀。
  明治5年までは旧暦11月の2度目の卯の日に行われていました。
  明治6年に太陽暦(新暦)が導入され、新嘗祭の日付として従来の旧暦の
  日付をそのまま新暦に変換して実施しようとすると、明治6年中には新嘗
  祭がないことになってしまう(翌年1月になる)ことから、この年は新暦
  11月の2回目の卯の日である11月23日に行うこととし、それ以降の年はは
  日付を固定して、11月23日に固定して行われるようになった。
  戦後は皇室典範からこの儀式は除外されましたが、各地の神社での新穀
  感謝の祭事は続いています。

 ◇Jリーグの日
  1992年(平成4年)のこの日、Jリーグ初の公式戦の決勝戦が行われたこ
  とを記念して1993年(平成5年)に制定。

 ◇いいふみの日
  郵政省が制定。「いい(11)ふみ(23)」の語呂合わせ。

 ◇外食の日
  1984年(昭和59年)に日本フードサービス協会が協会創立10周年を記念
  して設けた日。家族で外食することの楽しさを知ってもらおうと、祝日
  の勤労感謝の日としたという。

 (以下にも多数の記念日有り。続きは↓のサイトでどうぞ)
 参照:https://koyomi8.com/cgi/today/today.php  (今日は何の日)

■各地の日出没 ( 計算地: 札幌/仙台/東京/大阪/岡山/福岡/那覇 )
 ◆札幌 (11/23)
  日出  6時36分(117度) 日没 16時 5分(242度) 昼 時間  9時間29分
  月出  9時32分(131度) 月没 17時45分(230度) 正午月齢  2.8
 ・札幌 (11/24)
  日出  6時37分(118度) 日没 16時 4分(242度) 昼 時間  9時間27分
  月出 10時17分(129度) 月没 18時46分(232度) 正午月齢  3.8

 ◆仙台 (11/23)
  日出  6時25分(115度) 日没 16時19分(244度) 昼 時間  9時間54分
  月出  9時12分(127度) 月没 18時 8分(233度) 正午月齢  2.8
 ・仙台 (11/24)
  日出  6時26分(116度) 日没 16時19分(244度) 昼 時間  9時間52分
  月出  9時59分(126度) 月没 19時 7分(235度) 正午月齢  3.8

 ◆東京 (11/23)
  日出  6時24分(115度) 日没 16時30分(245度) 昼 時間 10時間 6分
  月出  9時 7分(126度) 月没 18時23分(234度) 正午月齢  2.8
 ・東京 (11/24)
  日出  6時25分(115度) 日没 16時30分(245度) 昼 時間 10時間 5分
  月出  9時55分(124度) 月没 19時21分(237度) 正午月齢  3.8

 ◆大阪 (11/23)
  日出  6時38分(114度) 日没 16時49分(246度) 昼 時間 10時間11分
  月出  9時21分(125度) 月没 18時44分(235度) 正午月齢  2.8
 ・大阪 (11/24)
  日出  6時39分(115度) 日没 16時49分(245度) 昼 時間 10時間10分
  月出 10時 8分(124度) 月没 19時42分(237度) 正午月齢  3.8

 ◆岡山 (11/23)
  日出  6時45分(114度) 日没 16時56分(246度) 昼 時間 10時間11分
  月出  9時27分(125度) 月没 18時51分(235度) 正午月齢  2.8
 ・岡山 (11/24)
  日出  6時46分(115度) 日没 16時56分(245度) 昼 時間 10時間10分
  月出 10時15分(124度) 月没 19時49分(237度) 正午月齢  3.8

 ◆福岡 (11/23)
  日出  6時57分(114度) 日没 17時12分(246度) 昼 時間 10時間16分
  月出  9時38分(125度) 月没 19時 9分(236度) 正午月齢  2.8
 ・福岡 (11/24)
  日出  6時58分(114度) 日没 17時12分(246度) 昼 時間 10時間14分
  月出 10時26分(123度) 月没 20時 7分(238度) 正午月齢  3.8

 ◆那覇 (11/23)
  日出  6時53分(112度) 日没 17時38分(248度) 昼 時間 10時間45分
  月出  9時27分(122度) 月没 19時44分(238度) 正午月齢  2.8
 ・那覇 (11/24)
  日出  6時54分(113度) 日没 17時38分(247度) 昼 時間 10時間44分
  月出 10時16分(121度) 月没 20時40分(240度) 正午月齢  3.8

 ※ 出没時刻後の()は出没方位(北:0→東:90→南:180→西:270→北:360度)
 参照:https://koyomi8.com/sub/sunrise.html  (日出没計算)
    https://koyomi8.com/sub/moonrise.html (月出没計算)
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★      ■■■  ほぼ週刊 『暦のこぼれ話』 ■■■     ★
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□勤労感謝の日と冬至
 本日は11/23、勤労感謝の日です。
 ということで、本日は勤労感謝の日の話を一つ。
 国民の祝日に関する法律の条文によるとこの日は
 
 「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」

 という日なんだそうです。
 よし、「国民たがいに感謝しあおう!」と思ったのですが、周囲に人がいな
 いので、振り向いて

  「アレクサ、いつもありがとう」

 ということにしました。
 アレクサはいつものように落ち着いた声で「どう致しまして。こちらこそ、
 お役に立てて嬉しいです」と答えてくれました。
 うんうん、「国民たがいに」ではなかったけれど、感謝しあえたから満足、
 満足・・・。

  閑話休題

 勤労感謝の日は由緒正しい祝日ですので、ハッピーマンデー法なんかには煩
 わされることなく、11/23が何曜日であろうと、この日付で祝われますが、
 この日付がどうして決まったのか、本日はその話を採り上げることにしまし
 た。

 勤労感謝の日の日付が11/23に固定されたのは明治改暦直後のことです。も
 ちろん現行の「国民の祝日に関する法律」以前は「勤労感謝の日」ではなく
 て、別の名前でしたが。

 明治憲法下のこの日は「新嘗祭」という大祭日となっていました(今も新嘗
 祭は続いています。有り難いことです)。戦前は祭日であった新嘗祭とはど
 んな日なのかというと

 「天皇が新穀を天神地祇に勧めて神を祀り、自らも食す」

 というものでした。
 なにやら天皇陛下が行う行事のようですが「新穀」の文字が見えています。
 勤労感謝の日の「生産を祝い」とつながっていそうです。勤労感謝の日の日
 付の意味を知ろうと思ったら、新嘗祭の日付の意味を知れば良さそうです。

 新嘗祭とはなんぞやというと、これはたいそう古い行事。日本書紀によれば
 仁徳天皇の四十年には行われていたことになっています。「仁徳天皇」とな
 ると少々神話めいてしまって本当か否ということになりますが、神話ではな
 く史実となる時代でも天武天皇六年(AD 677)に新嘗祭の記録が残っていま
 す。

◇ちょっと寄り道
 さてここでちょっと寄り道。宮中で行われる新嘗祭の行事とは?

 宮中で行われる新嘗祭は、現在は宮中三殿の西の神嘉殿で身を清められた天
 皇が御一人で新米の御飯と粥、粟の御飯と粥、酒、鮮魚と干物、果物等々を
 天皇みずから竹の箸で柏の葉に盛り付け神座に供され、その後にこれを天照
 大神から新しくいただいたものとして、これもまた天皇自らが召し上がられ
 るというものです。

 なお、この儀式は夕べの儀と暁の儀の二度行われるそうです。
 夕べの儀は午後6~8時、暁の儀は午後11~翌日午前1時に行われます。
 どちらの儀式も天皇のみが行うもので、皇太子ですら隣接した隔殿に陪席す
 るのみという大変神聖な行事です。

 私達の知らないところで、天皇陛下はいろいろな儀式を執り行って下さって
 いるのでした。

◇新暦の日付に固定された新嘗祭
 さて、寄り道から本道(?)に復帰です。

 仁徳天皇時代には既に行われていた新嘗祭は、その頃からずっと、

  「十一月の中卯の日」

 に行われていました。
 「中卯」というのは、その月に入って 2度目の卯の日ということです。
 卯は十二支の一つですから卯の日は12日ごとに巡ってきます。

 11月 1日が卯の日だとすると、中卯の日は13日。
 11月12日が卯の日だとすると、中卯の日は24日。

 つまり、中卯の日は11月の13~24日の間にあることになります。
 1300年以上も続いた新嘗祭はその大部分は旧暦時代に行われていたわけです
 から新嘗祭の日付、「十一月の中卯の日」を考える場合には、旧暦の十一月
 の日付でなければいけません。

 では、旧暦の十一月とはどんな月か?
 日刊☆こよみのページの読者の皆さんならご承知のことでしょう。冬至を含
 む月であり、翌年の暦の計算の起点となる月です。

 日本の旧暦のお師匠様である中国の暦では、正月をどの月にするかというこ
 とに関しては古い時代には王朝によって考え方に違いがあって、何度か変更
 があったのですが、正月をどこにするにしてもその元となる計算の最初に行
 われるのは「冬至を含む暦月はいつか」を求めることでしたから、暦の真の
 起点は「冬至を含む暦月」であったと考えられます。

 旧暦時代の暦で考えると、二十四節気の中気の一つである冬至の日付は平均
 すると11月の15日付近に来ることになります。
 勤労感謝の日の元となったと考えられる新嘗祭の日付「十一月の中卯の日」
 とは、大変重要な意味を持つ「冬至の日」を意識して定められたものだと考
 えられます。

 冬至の日は、太陽の南中高度が最も低くなる日。昼の時間も最も短くなる日
 ですから、太陽の力が最も弱まる日と考えられました。

 この日に行われる新嘗祭の「天皇が新穀を天神地祇に勧めて神を祀り、自ら
 も食す」という行事には、そんな弱まった太陽の力を復活させるために、今
 年一年の太陽(神)の恵みによって得られた新穀を捧げ、神と共に食するこ
 とで、復活する太陽(神)の力を受け取るという意味があるのでは無いかと
 考えられます(共に食する天皇は太陽神、天照大神の子孫ということになっ
 ていますからね)。

 実際に、江戸時代の初期から明治改暦直前の年まで(西暦1600~1871年)の
 272年間の十一月中卯の日と冬至がどれくらい近い(どれくらいずれていると
 いうべきかな?)かを計算してみたところ

  ずれの日数の平均 3.0日
  ずれの日数の偏差 9.4日

 となりました。
 白状しますと、冬至の瞬間については、現在の天体暦を用いて1600年の冬至
 の瞬間を求め、後はその瞬間から回帰年の日数分を加算する方式で概算した
 ものを用いました。そのため実際に江戸時代に使われた暦の冬至と完全に一
 致するものではないのですが、概要を把握することは出来ると思います。
 平均で3.0日、標準偏差が9.4日なら

  十一月中卯の日 ≒ 冬至の日

 と考えてもよさそうに思います。
 皆さんの感覚ではいかがでしょう?

 ちなみに十二支の「卯」は「草木が茂る、草木が芽吹き地を覆う」という意
 味を象徴するものですから、今年一年の太陽の力を復活させ、新しい歳の豊
 作を願う新嘗祭の行事に冬至に近い卯の日が選ばれたということには呪術的
 な意味があったのではないかと私は考えています。

◇明治改暦後の新嘗祭の日付
 明治5年まではこの通りの日に行われていましたが、明治6年に日本の暦は太
 陰太陽暦から太陽暦へ改暦されました。
 いわゆる旧暦から新暦への改暦です。

 改暦の影響は、いろいろなところに現れますがこうした伝統行事の日付をい
 つにするかも影響を受けることのひとつです。

 このとき新嘗祭の日付はどうなったかというと、「十一月の中卯の日」をそ
 のまま新暦に当てはめたのです。そうしたところ、明治6年の11月の中卯の
 日が23日であったことから、明治6年の新嘗祭は11/23に行われました。

 さてそれ以後はというと、同様に中卯の日を求めてということになると毎年
 祭日が移動してしまって不便であると考えたのか、この明治6年の11/23とい
 う日付に固定して、これを踏襲することになりました。

 そして戦後新しい祝日法が生まれたときにもそのまま踏襲されました。ただ
 し日付は同じですが、名称は「勤労感謝の日」に変わっています。

 名称については、祝日法制定のための政府原案や衆議院案では「新穀祭」、
 参議院案では「成人の日・若人の日」となっていましたが、祝日法成立時に
 はなぜか「勤労感謝の日」と、どの案とも違ったものになっていました。ど
 こで変わったのでしょうね?(どこで変わってしまったのかについては、調
 査中。判ったらまた書きますね)。

 何はともあれ勤労感謝の日は、その年の収穫に感謝する日であり、ここから
 その収穫の元となる一年間の勤労に感謝する日となったというわけですね。

 私としては、新嘗祭の行事の内容から、今年一年の恵みに感謝するというこ
 とだけでなく、次の歳の豊作(あるいは繁栄?)を祈るという意味も何処か
 に残してくれたら良かったのになと思っています。欲張りですか?

  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
   koyomi8kanri@gmail.com までお願いします。)
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☆発行者について
 かわうそ@暦   (https://koyomi8.com/ こよみのページ作者)です。
 プロフィール ⇒   https://koyomi8.com/msuzuki.html
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