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★☆★☆★ 【日刊☆こよみのページ】2017/01/01 号 (No.3746) ★☆★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼▽▼ 今日一日のデータをまとめてチェック! 一日の始まりは 『日刊☆こよみのページ』 ▲△▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お早うございます。本日の暦データを配信致します。 新年明けまして、おめでとうございます。 気が付けば、11回目の新年を迎えてしまった日刊☆こよみのページ。 新しい年もまた、よろしくお願いいたします。 2017年元旦 かわうそ@暦 読┃み┃物┃・┃目┃次┃ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛ □暦のこぼれ話 ・・・ どんな「初夢」を見るのかな? □埋め草の記 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◇バックナンバー閲覧と、読者登録は ⇒ http://koyomi8.com/cgi/magu/ 日刊☆こよみのページへのご意見・ご感想そして、質問などは、 ・Email magazine.std@koyomi.vis.ne.jp をご利用下さい。 ・お月様好きの方は、姉妹メルマガ「お月様のお知らせメール」もチェック ⇒ http://archive.mag2.com/0001281490/index.html ◆◇ ご支援お願いします ◇◆ 「こよみのページ」運営のための寄付をお願いしております。 詳しくはこちらをご覧下さい ⇒ http://koyomi8.com/donation.htm ◆~日刊☆こよみのページへの広告・お知らせ等の掲載を希望なさる方は~◆ こちらをご覧下さい ⇒ http://koyomi8.com/cgi/magu/publicity_sample.htm =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ 平成 29年 1月 1日 の暦 ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 西暦 2017年 1月 1日 [月の] 第1週 第1日曜 [年の] 1日目 残り 365日 旧暦 12月(大) 4日 (先負) ユリウス通日 2457754.5 (日本時 9時の値) 暦と時節 二十四節気 冬至 (2016/12/21 ~ 1/4) 七十二候 雪下りて麦のびる (2016/12/31 ~ 1/4) ■祝日・節入日・候入日・雑節等 元日 祝日・休日 ■今日と明日の日干支と主な暦注 ◆今日(1/1)のデータ 六曜 先負 [せんまけ] 朝~昼は悪し.昼過ぎ~夕まで障りなし 日干支 戊子 [つちのえね] 十二直 建 [たつ] 中吉.柱立,事業開始,婚礼吉.屋敷内土動凶 二十八宿 虚 [きょ] 入学吉.造作,相談ごと大凶 二十七宿 壁 [へき] 大吉.造作,婚礼大吉 日家九星 七赤金星 [しちせききんせい] ◇主な暦注 一粒万倍日 [いちりゅうまんばいにち] 慶事、事業開始、種まき等大吉.借金は大凶 神吉日 [かみよしにち] (神よし)とも書く.神事に吉 ◆明日(1/2)のデータ 六曜 仏滅 [ぶつめつ] 大悪日.万用ゆべからず 日干支 己丑 [つちのとのうし] 十二直 除 [のぞく] 小吉.種まき,医療吉.婚礼,土動かし凶 二十八宿 危 [き] 壁塗り,出行など吉.衣類の裁断等は凶 二十七宿 奎 [けい] 大吉.婚礼,棟上げ,旅立ち万に大吉 日家九星 八白土星 [はっぱくどせい] 参照:http://koyomi8.com/sub/rekicyuu.htm (暦注計算) ■誕生花と花言葉 ◆今日(01/1) の誕生花 スノードロップ(待雪草) 希望・慰め フクジュソウ(福寿草) 幸せを招く ◆明日(01/2) の誕生花 スイセン(水仙) 愛にこたえて ロウバイ(臘梅) 慈愛 参照:http://koyomi8.com/cgi/today/bflower.php (今日の誕生花) ■今日の記念日 ◇元日 「新しい希望と決意とを持って新しい年の始めを祝う日」とする国民の 祝日のひとつ。最も大切な年中行事であるお正月は、元日に門松で年神 様を迎え、井戸から若水を汲んで供え、雑煮やおせち料理を食べて祝う。 ◇四方拝 天皇が、午前5時半(昔は寅の刻)に束帯を着て神嘉殿の南座(かつては 清涼殿の東庭)に出御し、皇大神宮・豊受大神宮・天神地祇・天地四方 ・山陵を拝し、宝祚の無窮・天下太平・万民安寧を祈る儀式。 ◇太陽暦施行の日 太政官布告により、従来の太陰太陽暦を廃し、太陽暦を採用すると公布 された。太陽暦が採用され、明治5年12月3日が明治6年1月1日となる。 ◇少年法施行の日 法務省刑事局が実施。1949(昭和24)年、昨年 7月15日に公布された「少 年法」が施行されました。20歳未満の少年の健全な育成を目的としてい ます。 ◇神戸港記念日 1868年(明治元年)1月1日、神戸港が外国船の停泊地として開港したこと を記念して。神戸港は古くは「大輪田の泊」と呼ばれる。 (以下にも多数の記念日有り。続きは↓のサイトでどうぞ) 参照:http://koyomi8.com/cgi/today/today.php (今日は何の日) ■各地の日出没 ( 計算地: 札幌/仙台/東京/大阪/岡山/福岡/那覇 ) ◆札幌 ( 1/ 1) 日出 7時 6分(121度) 日没 16時11分(238度) 昼 時間 9時間 5分 月出 8時47分(111度) 月没 19時10分(250度) 正午月齢 2.8 ・札幌 ( 1/ 2) 日出 7時 6分(121度) 日没 16時11分(238度) 昼 時間 9時間 6分 月出 9時24分(107度) 月没 20時13分(254度) 正午月齢 3.8 ◆仙台 ( 1/ 1) 日出 6時53分(119度) 日没 16時27分(240度) 昼 時間 9時間34分 月出 8時39分(109度) 月没 19時21分(251度) 正午月齢 2.8 ・仙台 ( 1/ 2) 日出 6時53分(118度) 日没 16時28分(241度) 昼 時間 9時間35分 月出 9時18分(106度) 月没 20時21分(255度) 正午月齢 3.8 ◆東京 ( 1/ 1) 日出 6時50分(118度) 日没 16時39分(242度) 昼 時間 9時間48分 月出 8時39分(109度) 月没 19時30分(252度) 正午月齢 2.8 ・東京 ( 1/ 2) 日出 6時51分(117度) 日没 16時40分(242度) 昼 時間 9時間49分 月出 9時19分(105度) 月没 20時30分(256度) 正午月齢 3.8 ◆大阪 ( 1/ 1) 日出 7時 4分(117度) 日没 16時58分(242度) 昼 時間 9時間54分 月出 8時54分(108度) 月没 19時49分(252度) 正午月齢 2.8 ・大阪 ( 1/ 2) 日出 7時 4分(117度) 日没 16時59分(242度) 昼 時間 9時間55分 月出 9時34分(105度) 月没 20時48分(256度) 正午月齢 3.8 ◆岡山 ( 1/ 1) 日出 7時11分(117度) 日没 17時 5分(242度) 昼 時間 9時間54分 月出 9時 1分(108度) 月没 19時56分(252度) 正午月齢 2.8 ・岡山 ( 1/ 2) 日出 7時11分(117度) 日没 17時 6分(242度) 昼 時間 9時間55分 月出 9時41分(105度) 月没 20時55分(256度) 正午月齢 3.8 ◆福岡 ( 1/ 1) 日出 7時22分(117度) 日没 17時22分(242度) 昼 時間 9時間59分 月出 9時14分(108度) 月没 20時13分(252度) 正午月齢 2.8 ・福岡 ( 1/ 2) 日出 7時22分(117度) 日没 17時22分(242度) 昼 時間 10時間 0分 月出 9時54分(105度) 月没 21時11分(256度) 正午月齢 3.8 ◆那覇 ( 1/ 1) 日出 7時17分(115度) 日没 17時49分(244度) 昼 時間 10時間33分 月出 9時14分(107度) 月没 20時34分(254度) 正午月齢 2.8 ・那覇 ( 1/ 2) 日出 7時17分(115度) 日没 17時50分(244度) 昼 時間 10時間33分 月出 9時56分(103度) 月没 21時30分(257度) 正午月齢 3.8 ※ 出没時刻後の()は出没方位(北:0→東:90→南:180→西:270→北:360度) 参照:http://koyomi8.com/sub/sunrise.htm (日出没計算) http://koyomi8.com/sub/moonrise.htm (月出没計算) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ ほぼ週刊 『暦のこぼれ話』 ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- □どんな「初夢」を見るのかな? お正月には、いろいろな新年の初ものが続くことになりますが、その一つは 「初夢」。 今年はどんな年だろう? 一人一人の一年の行方を示すといわれる初夢の話から、今年の暦のこぼれ話 を始めてみます。 ◇初夢と縁起 正月の一日と二日の間の夜に見た夢を初夢と言い、初夢によってその一年の 運勢を占う風習があります。 江戸時代から縁起のよい夢といえば、 「一富士、二鷹、三なすび」 として数え上げられたものでした。 縁起の良い夢はこれで終わりではなくて、さらに「四綿、五煙草」と続くそ うですが、喫煙については厳しい社会となりましたから、「五煙草」につい てはそのうちに、「煙草ってな~に?」なんて時代が来ちゃうかもしれませ ん。煙草の夢を見るなら今のうちかな? もっとも、私は喫煙の習慣があり ませんので、そんなに困りませんけれどね(愛煙家の皆さんにはすみません けれど)。 ◇初夢を見る夜はいつ? 初夢を見る夜は何日の夜なのかということについていえば、 正月一日と二日の間の夜 という考えが現在は大勢を占めているようです。 「年を越して初めての夢なら大晦日から一日の間じゃないの?」と言われた ことがありますけれど、どうやらそうはならないようです。 なぜ大晦日の夜ではなくて、正月一日と二日の間か? この辺に関してはっきりした理由はわからないので推量の部分ですが、元々 大晦日からの年越し行事では、忌籠して眠らずに年神を迎えるというのが古 くからの伝統で、「大晦日に早く眠ると早く白髪になる」といった言葉が出 来るほどでしたから、基本的には大晦日から元日にかけての夜は「寝るべき ではない夜」ということで、除外されているのでは? この晩は本来眠らないわけですから、夢を見ることも有りません。夜が明け てから寝ることになりますが、夜が明けてから寝たのでは、「晩に見た夢」 という感じではありませんからね。 となれば「夜にきちんと眠る」最初の晩は正月一日~二日の間と言うことに なります。こうして初夢は一日から二日の間の晩に見た夢と言うことになっ たのだと考えます(どう思いますか?)。 このほかにも、初夢は二日と三日の間の晩に見る夢だという説もあります。 この説は江戸時代末に拡がったものといわれています。これに対して最初に 説明した一日と二日の間の晩とする説はそれ以前からあったものです。 なぜこの二つの説が生まれたのでしょう。私の勝手な推測ですが、 ・1日から2日説 新年で最初に見た夢が初夢であると考える。 ・2日から3日説 仕事始めなどの年初行事が 2日から始まるので、 2日を実質的な年初と考 え、その日の晩に見た夢が初夢であると考える。 といったところではないでしょうか。 あくまでも私の推測であって、確証があるわけではないのですけれど。皆さ んはいかがお考えでしょう? ◇初夢と宝船の絵 初夢によってその年の運勢を占うという行事は室町時代から拡がり始めたも のだと言われます。枕の下には、七福神を乗せた宝船や、打ち出の小槌など 縁起物を並べた宝づくしの図柄が描かれた絵を置きました。これによって吉 夢をみようとしたのです。 江戸時代には正月になると枕の下に置くための絵を売り歩く商売もあったそ うですから、かなり広く行われた風習のようです。 この絵は元は、米俵を描いただけの単純なものが、徐々に複雑になっていっ たものだと考えられます。ちなみに宮中では、今もって単純な俵の絵だとか。 枕の下に絵を置いて吉夢を見ようとする風習自体は中国から伝来したものの ようです(中国では、絵は夢を食べる動物と言われたバクの絵)。 ◇正夢と逆夢 前述の宝船の絵には、 「長き世のとをのねふりの皆めざめ波乗り船の音のよきかな」 という歌が添えられていたそうです。上記の文は始めから読んでも逆から読 んでも同じになる回文と言う奴です。 縁起のよい夢を見た場合はそのまま、悪い夢を見たときにはこれを逆夢だと 考えて「ひっくり返して吉とする」という考えからだそうです。 ◇一富士、二鷹・・・ 初夢で目出度いものとしてあげられる、 富士山、鷹、茄子、綿、煙草 ちなみに初夢で目出度いものとしてあげられた上記のものは現在の静岡あた りの名産品です。静岡県といえば、天下人となった徳川家康が晩年を過ごし たところ。どうやら天下人、徳川家康の「吉」にあやかろうと考えたものの ようです。 ◇初夢は夢の占い? それとも呪(まじな)い 現代の我々の感覚からすれば、初夢の夢占いはあくまでも運勢の善し悪しを 見るものですが、昔の人の感覚では、初夢はやがて起こる出来事の前兆であ り、夢で示された前兆に相応しい未来が訪れると考えていたように思えます。 単に占うためだけであれば、何も宝船の絵を枕の下に置く必要が無いはず。 それをするのは 目出度い初夢は、目出度い未来を生み出す という図式が頭に有ったと思います。とすれば、宝船はよい一年がやってく るようにと、あらかじめ吉夢を見て運命をコントロールする呪いの一種と考 えられます。現代では初夢からこうした呪いの要素が薄らいできたからでし ょうか、近頃では枕の下に宝船の絵を入れるという伝統は大分廃れてきたよ うに思えます。 この記事をお読みの方の中には、宝船を枕の下に敷いて寝たことがあるなと いう方、あるいは「今夜は宝船を枕の下に敷いて寝よう」という方がいらっ しゃるかも? 折角の「初夢」ですから、佳い夢が見られるように、絵を描いて枕の下に敷 いてみようかな? どんな初夢が見られるのか、楽しみにして今夜を迎えた いと思います。 (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、 magazine.std@koyomi.vis.ne.jp までお願いします。) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ 連絡&お知らせコーナー ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ■埋め草の記 (「編集後記」のようなもの) 2006年の10月にスタートした日刊☆こよみのページですから、2017年は始ま ってから足掛け12年目の年となります。 最初は、1年だけがんばってみようと思っていたのですがいつのまにかこん なに経ってしまいました。 この間に、時代もネット環境も大きく変わってきて気が付くと、テキストオ ンリーのメールマガジンなんて、情報発信の道具としては古色蒼然としたも のとなってきてしまいました。 昨日、そうした古色蒼然としたテキストオンリーのメールマガジンの一つで 私も登録していたあるメールマガジンから廃刊を知らせる最後の配信が届き ました。 そのメールマガジンは、日刊☆こよみのページより少し早い2005年創刊のも のでしたが、はじめは日刊、2年くらいで「ほぼ週刊」になり、最近は月刊 かなという間隔の配信となっていて、ここしばらくは配信が止まってしまっ ていました。 これだけ長く続けていれば、メールマガジンという物の位置づけも変わるし 発行者の生活も変わる。そうした中で、考えた結果の「廃刊」だったようで す。いろいろなものが変わってゆく中、「ずっと同じ」というわけには、な かなか行きませんね。 年明け早々ではありますけれど、他人事ではないあるメールマガジン発行者 の決断に、自分のことを考えてしまったかわうそでした。 さて、今年はどうなるかな? 私も、日刊☆こよみのページも。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ■■ 【日刊☆こよみのページ】(まぐまぐID: 0000210127) ■■ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ☆ご意見・ご感想・質問送付先E-mail: magazine.std@koyomi.vis.ne.jp バックナンバー参照、メルマガ登録・解除 http://koyomi8.com/cgi/magu/ ★「日刊☆こよみのページ」に広告等の掲載条件については、 http://koyomi8.com/cgi/magu/publicity_sample.htm をご覧下さい。★ ☆発行者について かわうそ@暦 (http://koyomi8.com/ こよみのページ作者)です。 プロフィール ⇒ http://koyomi8.com/msuzuki.htm ★Web こよみのページもよろしく! http://koyomi8.com/ (携帯版・今日の暦は http://koyomi8.com/i/ ) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-