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★☆★☆★ 【日刊☆こよみのページ】2017/05/19 号 (No.3884) ★☆★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼▽▼ 今日一日のデータをまとめてチェック! 一日の始まりは 『日刊☆こよみのページ』 ▲△▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お早うございます。本日の暦データを配信致します。 読┃み┃物┃・┃目┃次┃ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛ □暦のこぼれ話 ・・・ 十二支と時刻 □埋め草の記 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◇バックナンバー閲覧と、読者登録は ⇒ http://koyomi8.com/cgi/magu/ 日刊☆こよみのページへのご意見・ご感想そして、質問などは、 ・Email magazine.std@koyomi.vis.ne.jp をご利用下さい。 ・お月様好きの方は、姉妹メルマガ「お月様のお知らせメール」もチェック ⇒ http://archive.mag2.com/0001281490/index.html ◆◇ ご支援お願いします ◇◆ 「こよみのページ」運営のための寄付をお願いしております。 詳しくはこちらをご覧下さい ⇒ http://koyomi8.com/donation.htm ◆〜日刊☆こよみのページへの広告・お知らせ等の掲載を希望なさる方は〜◆ こちらをご覧下さい ⇒ http://koyomi8.com/cgi/magu/publicity_sample.htm =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ 平成 29年 5月 19日 の暦 ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 西暦 2017年 5月 19日 [月の] 第3週 第3金曜 [年の] 139日目 残り 227日 旧暦 4月(大) 24日 (先負) ユリウス通日 2457892.5 (日本時 9時の値) 暦と時節 二十四節気 立夏 (5/5 〜 5/20) 七十二候 筍生ず (5/16 〜 5/20) ■祝日・節入日・候入日・雑節等 下弦 半月。月と太陽の黄経差が270°となる日。 ■今日と明日の日干支と主な暦注 ◆今日(5/19)のデータ 六曜 先負 [せんまけ] 朝〜昼は悪し.昼過ぎ〜夕まで障りなし 日干支 丙午 [ひのえうま] 十二直 除 [のぞく] 小吉.種まき,医療吉.婚礼,土動かし凶 二十八宿 牛 [ぎゅう] 吉祥.鬼宿に次ぐ大吉日.正午以外大吉 二十七宿 奎 [けい] 大吉.婚礼,棟上げ,旅立ち万に大吉 日家九星 一白水星 [いっぱくすいせい] ◇主な暦注 大明日 [だいみょうにち] 大吉日 神吉日 [かみよしにち] (神よし)とも書く.神事に吉 復日 [ぶくにち] 慶事ますます吉,凶事ますます凶 ◆明日(5/20)のデータ 六曜 仏滅 [ぶつめつ] 大悪日.万用ゆべからず 日干支 丁未 [ひのとのひつじ] 十二直 満 [みつ] 大吉.移転,旅行,婚礼,元服,普請など全て吉 二十八宿 女 [じょ] 髪すきなどを除き凶.葬式は大凶 二十七宿 婁 [ろう] 大吉.婚礼,造作大吉 日家九星 二黒土星 [じこくどせい] ◇主な暦注 大明日 [だいみょうにち] 大吉日 神吉日 [かみよしにち] (神よし)とも書く.神事に吉 参照:http://koyomi8.com/sub/rekicyuu.htm (暦注計算) ■誕生花と花言葉 ◆今日(05/19) の誕生花 クルミ 知性 サツキ(皐) 節制 ヒメウツギ(姫空木) 秘密 ◆明日(05/20) の誕生花 デルフィニウム 清明・慈悲 セイヨウオダマキ(西洋苧環) 愚者 レモン 心からの思慕 参照:http://koyomi8.com/cgi/today/bflower.php (今日の誕生花) ■今日の記念日 ◇ボクシング世界チャンピオン誕生記念日 1952年(昭和27年)のこの日、ボクシング世界フライ級タイトルマッチで 挑戦者の白井義男が判定勝ちし、日本人初のチャンピオンになった。 参照:http://koyomi8.com/cgi/today/today.php (今日は何の日) ■各地の日出没 ( 計算地: 札幌/仙台/東京/大阪/岡山/福岡/那覇 ) ◆札幌 ( 5/19) 日出 4時 7分( 61度) 日没 18時55分(298度) 昼 時間 14時間48分 月出 0時23分(108度) 月没 11時 5分(253度) 正午月齢 22.6 ・札幌 ( 5/20) 日出 4時 6分( 61度) 日没 18時56分(298度) 昼 時間 14時間50分 月出 0時57分(103度) 月没 12時 9分(258度) 正午月齢 23.6 ◆仙台 ( 5/19) 日出 4時22分( 63度) 日没 18時44分(296度) 昼 時間 14時間22分 月出 0時17分(107度) 月没 11時14分(254度) 正午月齢 22.6 ・仙台 ( 5/20) 日出 4時21分( 63度) 日没 18時45分(296度) 昼 時間 14時間24分 月出 0時53分(102度) 月没 12時15分(259度) 正午月齢 23.6 ◆東京 ( 5/19) 日出 4時33分( 64度) 日没 18時42分(295度) 昼 時間 14時間10分 月出 0時18分(106度) 月没 11時23分(255度) 正午月齢 22.6 ・東京 ( 5/20) 日出 4時32分( 64度) 日没 18時43分(295度) 昼 時間 14時間11分 月出 0時55分(102度) 月没 12時23分(260度) 正午月齢 23.6 ◆大阪 ( 5/19) 日出 4時52分( 65度) 日没 18時57分(295度) 昼 時間 14時間 5分 月出 0時33分(106度) 月没 11時41分(255度) 正午月齢 22.6 ・大阪 ( 5/20) 日出 4時51分( 64度) 日没 18時57分(295度) 昼 時間 14時間 6分 月出 1時11分(102度) 月没 12時41分(260度) 正午月齢 23.6 ◆岡山 ( 5/19) 日出 4時59分( 65度) 日没 19時 3分(295度) 昼 時間 14時間 4分 月出 0時40分(106度) 月没 11時48分(255度) 正午月齢 22.6 ・岡山 ( 5/20) 日出 4時58分( 64度) 日没 19時 4分(295度) 昼 時間 14時間 6分 月出 1時17分(102度) 月没 12時48分(260度) 正午月齢 23.6 ◆福岡 ( 5/19) 日出 5時15分( 65度) 日没 19時15分(294度) 昼 時間 14時間 0分 月出 0時53分(106度) 月没 12時 4分(255度) 正午月齢 22.6 ・福岡 ( 5/20) 日出 5時15分( 65度) 日没 19時16分(294度) 昼 時間 14時間 1分 月出 1時31分(101度) 月没 13時 4分(260度) 正午月齢 23.6 ◆那覇 ( 5/19) 日出 5時41分( 67度) 日没 19時11分(292度) 昼 時間 13時間30分 月出 0時54分(104度) 月没 12時24分(256度) 正午月齢 22.6 ・那覇 ( 5/20) 日出 5時40分( 67度) 日没 19時12分(292度) 昼 時間 13時間31分 月出 1時35分(100度) 月没 13時21分(261度) 正午月齢 23.6 ※ 出没時刻後の()は出没方位(北:0→東:90→南:180→西:270→北:360度) 参照:http://koyomi8.com/sub/sunrise.htm (日出没計算) http://koyomi8.com/sub/moonrise.htm (月出没計算) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ ほぼ週刊 『暦のこぼれ話』 ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- □十二支と時刻 東洋の暦の話をすれば、触れないわけにはいかないのが十二支。 今までも何度も書いてきたことで、ご存じのことと思いますが十二支は元々 は「十二ヶ月」を表すために生み出されたもので、月の順番を表すための特 別な記号として使われていました。現在我々が慣れ親しんだ十二支と神獣、 子と言えば鼠といった関係は後世に、一般庶民になじみやすいようにと考え 出されたもので、本来の十二支には動物との結びつきはありません。 (ちなみに、十二支と動物を結びつけたのは中国の後漢王朝の頃) さて、元々は月の順番を表す記号だった十二支ですが、それ以後日にちや年、 時刻や方位までその使用範囲を拡げてゆきます。 本日はその中の「時刻」との関係について書いてみたいと思います。 ◇十二支と十二辰刻 十二支を均等に一日の時刻に割り振ると、 1つの干支が 2時間を表すことに なります。この均等な長さに時刻を割り振り、それを干支名で呼ぶ方法を十 二辰刻法と呼びます。 このときの 2時間を一辰刻といい、この「辰刻」を「とき」と呼びます。 この方法での時刻の呼び方は、子ノ刻とか、辰ノ刻となります。ただ、一辰 刻は 2時間と長いのでもう少し細かく表したい場合には、半分にして前半の 始まりを初刻、後半の始まりを正刻とし、卯ノ初刻、午ノ正刻等とも使いま した。また、初刻を上刻と言う場合もあり、辰ノ上刻などと使いました。 一辰刻を二つに分けると 1時間ということになりますが、これよりもう少し 細かく分けたいなという場合は、一辰刻を 1/4にして、一つ、二つ、三つと 数える方式もあります。 草木も眠る丑三つ刻(どき) などがその使い方です。 十二支を辰刻に割り振っておりますが、暦の上での時刻は昔から現在と同じ ように真夜中から始まりましたので、真夜中は子ノ刻、真昼は午ノ刻となり ます。現在でも一日を「午前と午後」に分けますが、この「午」は真昼が午 ノ刻でしたから、その前か後かということでこう呼ばれるようになりました。 また、真昼を「正午」というのも「午ノ正刻」から来た言葉です。これと反 対の真夜中も、正午ほど一般的な言葉ではありませんが「正子」と使う場合 があります。もちろん、「子ノ正刻」の意味ですね。 ◇「十二辰刻法」は定時法 「江戸時代の時刻は不定時法であった」とよく云われるのですが、これは正 確ではありません。 既に書いたとおり、十二辰刻法は一辰刻を 2時間とした「定時法」です。 一般に云われる日の出や日の入りを基準とした不定時法というのは一般の生 活で使われたいわば非公式な時刻です(江戸時代に作られた最後の暦、天保 暦だけは、この不定時法による表記を取り入れています。実生活に合わせて 譲歩した結果でしょう)。 この不定時法は夜明けを明け六ッ、日暮れを暮れ六ッとしこの二つの「六ツ」 の間を六分割したものなので、季節によって夜と昼で使われる時刻の長さが 変わるというもので、夜明けから日暮れまでという当時の人々の生活には便 利な時刻系と言うことで、日常生活で使われていましたが、あくまでも非公 式な時刻系でした(天保暦をのぞく)。 十二辰刻法はあくまでも、季節や昼夜の長さにかかわらず 一辰刻 = 2時間 です。間違えないでくださいね。 ◇「子の刻の始まり」は何時? さてここでもう一つ、現在の私たちから見ると不思議なことがあります。 十二辰刻法の始まりは「子ノ刻」です。ところが子ノ刻の始まりと、一日の 始まりは同じではないのです。今の時刻で表すと、 子ノ刻 ・・・ (前日の)午後11時から、 1時までの 2時間 となります。ところが一日の始まりは現在と同じく真夜中(零時)です。つ まり子ノ刻の前半、子ノ初刻(上刻)は前日なのです。では、 今日はいつから というと、子ノ刻始まって 1時間後、「子ノ正刻」からということになりま す。実は既に「真夜中を正子」と言うと書いたのはこれを意味します。真夜 中は子ノ正刻なのです。 同じように真昼も「正午」。つまり午ノ正刻。午ノ刻の始まりである初刻は、 午前11時です。時刻を表す十二辰刻の始まりと一日の始まりが一致しないな んてなんだか不思議。いまのように一日の始まりは零時という感覚になれた 身としては、不便そうだなと感じてしまいますが、現実にそう使われていた のですからしかたがない。 ちなみに日常生活で使われていた時刻はどうなっていたかというと、 真夜中は、「夜九ツの始め」で、午前は「昼四ツの終わり」で終わる この点では区切りがいい(始めが「九」で終わりが「四」というのがなんだ か変な並び方をしています。両者の関係を見ると 子ノ初刻 ≒ 夜四ツ半 子ノ正刻 = 夜九ツ ついでに、 丑ノ初刻 ≒ 夜九ツ半 丑ノ正刻 ≒ 夜八ツ という具合になります。「≒」としたのは、定時法の「一刻(いっこく)」 と不定時法の「一とき」が同じ長さでは無いためです。 一つの時代に、複数の時刻系が使われていたためでしょうか、時代劇などで はたまに使い方がおかしなことがあります。時代考証の間違いかと言えば、 そうとばかりも言い得ません。何故かというと、どうやら江戸時代の人たち も、結構両者を混同して間違って使っていたようなのです・・・。 今の時刻系が単純で良かったですね。 (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、 magazine.std@koyomi.vis.ne.jp までお願いします。) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ 連絡&お知らせコーナー ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ■埋め草の記 (「編集後記」のようなもの) 昨日は、久々に早く帰宅できました。 とはいえ、家の最寄駅に到着したのは、22時少し前でしたが。 歩いていると、前には親子連れ。 子供は、どこかのスポーツクラブか何かに通った帰りといった感じでしたが 空のかなり高いところを指さして、 あ、一番星! と突然声をあげました。 指さす方を見ると、木星が明るく輝いていました。 うむむ・・・。 東京の明るい夜空では、なかなか星は見えないですけれど、いくらなんでも 22時近くに「一番星」といわれると・・・。 そのうちに、 夜空に、光る物体が見えます! UFO です!!! なんて、星を指さして騒ぐ人が出てくるかも。 なかなか、恐ろしい時代になったものだと思った、かわうそでした。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ■■ 【日刊☆こよみのページ】(まぐまぐID: 0000210127) ■■ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ☆ご意見・ご感想・質問送付先E-mail: magazine.std@koyomi.vis.ne.jp バックナンバー参照、メルマガ登録・解除 http://koyomi8.com/cgi/magu/ ★「日刊☆こよみのページ」に広告等の掲載条件については、 http://koyomi8.com/cgi/magu/publicity_sample.htm をご覧下さい。★ ☆発行者について かわうそ@暦 (http://koyomi8.com/ こよみのページ作者)です。 プロフィール ⇒ http://koyomi8.com/msuzuki.htm ★Web こよみのページもよろしく! http://koyomi8.com/ (携帯版・今日の暦は http://koyomi8.com/i/ ) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-