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★☆★☆★ 【日刊☆こよみのページ】2017/10/15 号 (No.4033) ★☆★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼▽▼ 今日一日のデータをまとめてチェック! 一日の始まりは 『日刊☆こよみのページ』 ▲△▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お早うございます。本日の暦データを配信致します。 読┃み┃物┃・┃目┃次┃ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛ □暦のこぼれ話 ・・・ グレゴリオ暦の誕生日 □隅掘り隊通信 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◇バックナンバー閲覧と、読者登録は ⇒ http://koyomi8.com/cgi/magu/ 日刊☆こよみのページへのご意見・ご感想そして、質問などは、 ・Email magazine.std@koyomi.vis.ne.jp をご利用下さい。 ・お月様好きの方は、姉妹メルマガ「お月様のお知らせメール」もチェック ⇒ http://archive.mag2.com/0001281490/index.html ◆◇ ご支援お願いします ◇◆ 「こよみのページ」運営のための寄付をお願いしております。 詳しくはこちらをご覧下さい ⇒ http://koyomi8.com/donation.htm ◆〜日刊☆こよみのページへの広告・お知らせ等の掲載を希望なさる方は〜◆ こちらをご覧下さい ⇒ http://koyomi8.com/cgi/magu/publicity_sample.htm =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ 平成 29年 10月 15日 の暦 ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 西暦 2017年 10月 15日 [月の] 第3週 第3日曜 [年の] 288日目 残り 78日 旧暦 8月(大) 26日 (先負) ユリウス通日 2458041.5 (日本時 9時の値) 暦と時節 二十四節気 寒露 (10/8 〜 10/22) 七十二候 菊花開く (10/13 〜 10/17) ■今日と明日の日干支と主な暦注 ◆今日(10/15)のデータ 六曜 先負 [せんまけ] 朝〜昼は悪し.昼過ぎ〜夕まで障りなし 日干支 乙亥 [きのとのい] 十二直 除 [のぞく] 小吉.種まき,医療吉.婚礼,土動かし凶 二十八宿 昴 [ぼう] 神仏祈願,大工仕事の始め,造作吉 二十七宿 翼 [よく] 種まき,出行などに吉.婚礼は離婚に至る 日家九星 四緑木星 [しろくもくせい] ◇主な暦注 不成就日 [ふじょうじゅにち] 凶日.ことに事業開始等大凶 重日 [じゅうにち] 慶事ますます吉,凶事ますます凶 ◆明日(10/16)のデータ 六曜 仏滅 [ぶつめつ] 大悪日.万用ゆべからず 日干支 丙子 [ひのえね] 十二直 満 [みつ] 大吉.移転,旅行,婚礼,元服,普請など全て吉 二十八宿 畢 [ひつ] 神事,祭礼,造作,不動産取得吉.婚礼は凶 二十七宿 軫 [しん] 万事吉.衣類裁断のみは火災の難に注意 日家九星 三碧木星 [さんぺきもくせい] ◇主な暦注 大土終わり 月徳日 [つきとくにち] (月とく)とも書く.吉日 帰忌日 [きこにち] 凶日.旅行からの帰宅は特に凶 天火日 [てんかにち] 棟上げ,家屋修造等凶 狼藉日 [ろうじゃくにち] 凶日 参照:http://koyomi8.com/sub/rekicyuu.htm (暦注計算) ■誕生花と花言葉 ◆今日(10/15) の誕生花 バジル 神聖・好意 ミセバヤ 大切な貴方 ヤナギバヒマワリ(柳刃向日葵) あこがれ・崇拝 ◆明日(10/16) の誕生花 コバノランタナ(小葉のランタナ) 厳格 ニシキギ(錦木) 危険な遊び ポットマム(家菊) 高潔 参照:http://koyomi8.com/cgi/today/bflower.php (今日の誕生花) ■今日の記念日 ◇下元(新暦) 元々は正月15日の上元、7月15日を中元、10月15日の下元をあわせて 「三元」とする中国の習慣が伝わったもの。 ◇グレゴリオ暦制定記念日 1582年のこの日、ローマ教皇グレゴリウス13世がユリウス暦に代わって グレゴリオ暦を制定した。 ◇たすけあいの日 1965年(昭和40年)12月に開かれた全国社会福祉会議で決められた日で、 日常生活での助け合いや、地域社会へのボランティア活動を積極的に進 めることを呼びかける日。 ◇新聞週間 アメリカで1930年代から行われていた新聞の重要性、必要性を多くの人 々に知らせる運動が1940年には全米に拡大。日本では新聞の普及と教育 のためにGHQが新聞週間を提唱し、1947年(昭和22年)に愛媛新聞が初めて 実施し、日本新聞協会が翌年から実施。当初は10月1日からの1週間だっ たが、台風シーズンと重なってしまうために1962年(昭和37年)から現 在の日程に変更。 ◇新聞少年の日 日本新聞協会が1962年(昭和37年)に制定。10月15日からの新聞週間内の 日曜日を「新聞少年の日」「新聞配達の日」と日本新聞協会が定めてい る。新聞の宅配制度の基盤となる新聞を配達する人々の労に感謝する日。 (以下にも多数の記念日有り。続きは↓のサイトでどうぞ) 参照:http://koyomi8.com/cgi/today/today.php (今日は何の日) ■各地の日出没 ( 計算地: 札幌/仙台/東京/大阪/岡山/福岡/那覇 ) ◆札幌 (10/15) 日出 5時47分(100度) 日没 16時53分(259度) 昼 時間 11時間 5分 月出 0時30分( 69度) 月没 14時43分(287度) 正午月齢 24.9 ・札幌 (10/16) 日出 5時48分(101度) 日没 16時51分(258度) 昼 時間 11時間 3分 月出 1時37分( 74度) 月没 15時18分(282度) 正午月齢 25.9 ◆仙台 (10/15) 日出 5時44分(100度) 日没 16時59分(259度) 昼 時間 11時間15分 月出 0時41分( 71度) 月没 14時37分(286度) 正午月齢 24.9 ・仙台 (10/16) 日出 5時45分(100度) 日没 16時58分(259度) 昼 時間 11時間12分 月出 1時45分( 75度) 月没 15時14分(281度) 正午月齢 25.9 ◆東京 (10/15) 日出 5時47分( 99度) 日没 17時 6分(260度) 昼 時間 11時間19分 月出 0時51分( 71度) 月没 14時38分(285度) 正午月齢 24.9 ・東京 (10/16) 日出 5時48分(100度) 日没 17時 5分(259度) 昼 時間 11時間17分 月出 1時54分( 76度) 月没 15時17分(280度) 正午月齢 25.9 ◆大阪 (10/15) 日出 6時 3分( 99度) 日没 17時24分(260度) 昼 時間 11時間21分 月出 1時10分( 72度) 月没 14時54分(285度) 正午月齢 24.9 ・大阪 (10/16) 日出 6時 4分(100度) 日没 17時23分(259度) 昼 時間 11時間19分 月出 2時13分( 76度) 月没 15時33分(280度) 正午月齢 25.9 ◆岡山 (10/15) 日出 6時 9分( 99度) 日没 17時31分(260度) 昼 時間 11時間21分 月出 1時17分( 72度) 月没 15時 1分(285度) 正午月齢 24.9 ・岡山 (10/16) 日出 6時10分(100度) 日没 17時29分(259度) 昼 時間 11時間19分 月出 2時20分( 76度) 月没 15時39分(280度) 正午月齢 25.9 ◆福岡 (10/15) 日出 6時22分( 99度) 日没 17時45分(260度) 昼 時間 11時間23分 月出 1時33分( 72度) 月没 15時14分(285度) 正午月齢 24.9 ・福岡 (10/16) 日出 6時23分(100度) 日没 17時44分(259度) 昼 時間 11時間21分 月出 2時35分( 76度) 月没 15時53分(280度) 正午月齢 25.9 ◆那覇 (10/15) 日出 6時28分( 98度) 日没 18時 2分(260度) 昼 時間 11時間34分 月出 1時55分( 73度) 月没 15時16分(284度) 正午月齢 24.9 ・那覇 (10/16) 日出 6時28分( 99度) 日没 18時 1分(260度) 昼 時間 11時間33分 月出 2時55分( 77度) 月没 15時58分(279度) 正午月齢 25.9 ※ 出没時刻後の()は出没方位(北:0→東:90→南:180→西:270→北:360度) 参照:http://koyomi8.com/sub/sunrise.htm (日出没計算) http://koyomi8.com/sub/moonrise.htm (月出没計算) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ ほぼ週刊 『暦のこぼれ話』 ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- □グレゴリオ暦の誕生日 今日は 10/15。グレゴリオ暦への改暦が行われ、この暦による最初の日付と なったのは1582/10/15ですから、いうなれば本日はグレゴリウス暦の誕生日 のようなものです。ということで本日はこの話を。 ◇ユリウス暦からグレゴリオ暦へ グレゴリオ暦の前身はユリウス暦と呼ばれる暦でした。 ユリウス暦の特徴は、平年は 365日で四年に一度のうるう日が二月末に挿入 されることで 366日となるという、なじみのあるうるう日挿入方法です。 このユリウス暦はあのジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)が作ら せた暦で、ローマ帝国の版図で使用されました。また暦そのものは解りやす くて、またそこそこ正確な暦でしたから、当時のヨーロッパでは事実上の標 準暦となっていました。 グレゴリウス暦はこのユリウス暦の改良版です。 ユリウス暦の「四年に一度のうるう日」の挿入によって調整される一年の日 数は、ほんの少しだけ本当の一年の日数より余分でした。 余分とはいっても、その「余分」は 128年でようやく 1日分になるほどのも のでしたから、100年や200年の間はどうってことのない量ですが、ユリウス が改暦してからおよそ1600年近くも使われ続けていたので、小さな差もつも り積もって10日程の「余分」となってしまっていました。グレゴリオ暦への 改暦は、この10日の余分を取り去り、さらに年々の「余分」の量を小さくす るための小修正でした。 「余分」の量を小さくする工夫は、四年に一度のうるう日挿入を、 400年の の間に 3回だけ省略するというものでした。現在日本で使われている暦(新 暦)はグレゴリオ暦と同じものですので、1900年や2100年などは四年に一度 の周期にあたる年ですが、うるう年ではなく平年になります。 ◇十日の余分をどうするか? さて、うるう年挿入を 400年に 3回間引くことで、当面こうした一年の日数 の「余分や不足」はなくなりました(3000年経ったら悩みましょうという程 度には)。 この「将来のための修正」はさほどの問題とはなりませんでした。なんとい っても1582年の改暦後、最初にこうした閏年の間引きが行われたのは改暦後 100年以上経った1700年なのですから、当面の悩みにはなりません。 問題は将来にではなく、過去との連続性でした。 当時既にユリウス暦の誤差の累積によって、10日の余分が生じていた訳です。 解りやすくいえば、暦の上での春分は3/21でしたが、本当の春分はその10日 前の3/11となってしまっていたというものです。 ユリウス暦からグレゴリオ暦への改暦ではこの「10日の余分」をどう扱った かというと「余分な10日間を暦から削除」したのでした。具体的には暦の上 の日付は 1582/10/04 の翌日を 1582/10/15 とする というものでした。10日間が削除されていますから1582年の暦の上の 1年の 日数は 355日となりました。 ◇十日ずれていたユリウス暦で人々は困っていたか? この改暦の話となると時々 暦と季節が10日もずれてしまって、人々が困った といったことをいう人に出会うのですが、これは嘘です。 ある年急に10日ずれてしまったのであれば、暦の日付を目安に農作業などす る人がいれば少々困ったことがあったかもしれませんが、この10日のずれは 1600年もかかってゆっくりと生まれたもの。人の一生が 100年だとしてもそ の一生のうちでは 1日のずれも生まれません。 現在の私たちの生活を考えてみても、暦の上の春分の日が天文学的な春分と 何日か違っていたって、少なくとも「日常生活」に困ったことが起こるとは 思えません。それどころかおそらくそのずれに気付きさえしないでしょう。 この「10日のずれ」が大きな問題だったのは一般の人々の生活ではなくて、 キリスト教の祭礼の日付だったのです。 キリスト教の祭礼の中でももっとも重要な祭礼は「復活祭(イースター)」 です。この復活祭の日付は春分の日を基準として数え始めるルールがあるた め、春分の日が正しくないと復活祭の日付も正しくなくなってしまいます。 自分たちが信奉するキリストの復活を祝う祭礼の日が暦の不備によって正し く行われないというのは、神に対する大変な冒涜であると考えた宗教関係者 (この場合はローマ法王)が、この暦の不備を正すために行ったのがグレゴ リオ暦への改暦でした。 グレゴリオ暦という名前自体が、この改暦を命じたローマ法王グレゴリウス 十三世の名から来ていることを見てもそれが解ります。 今の時代、「10/4の翌日を 10/15とする」何ていったら大変です。 10/10 納品の契約はどうなる? 銀行の利子はどうやって計算する? カレンダーの10/5〜10/14は黒く塗りつぶすべきか(どうでもいい?) 実際に1582年の改暦にもそうした問題は発生して大変だったようですが、そ こは「神様のため」ですから教会の力によって何とか改暦はやり遂げられ、 現在に至っております。 グレゴリオ暦より、もっと合理的な暦といったものは、いくつも考案はされ てきました。考えるだけならいくらでも出来るのですが、それを実行すると なると 社会に及ぼす影響を引き受けることができるか? という大問題があり、結局、誰もこの問題を乗り越えることが出来ませんで した。ずーっと先のこと間で見通すことは出来ませんが、少なくとも私が生 きている間に改暦があることは、きっとないでしょうね。 (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、 magazine.std@koyomi.vis.ne.jp までお願いします。) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ 連絡&お知らせコーナー ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ■隅掘り隊通信 (誤字脱字のご連絡は magazine.std@koyomi.vis.ne.jp まで) ◇10/14号、暦のこぼれ話 > 大病だとか、不運だとかもっぱらよくないことが【おおい】ようです →大病だとか、不運だとかもっぱらよくないことが【多い】ようです > 読者の皆さんの中にも【一らっしゃるのでは】 →読者の皆さんの中にも【いらっしゃるのでは】 ⇒サガ隊員、e-raf 隊員からの報告でした。 隊員の皆さん、報告有り難うございました。またの活躍を期待します。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ■■ 【日刊☆こよみのページ】(まぐまぐID: 0000210127) ■■ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ☆ご意見・ご感想・質問送付先E-mail: magazine.std@koyomi.vis.ne.jp バックナンバー参照、メルマガ登録・解除 http://koyomi8.com/cgi/magu/ ★「日刊☆こよみのページ」に広告等の掲載条件については、 http://koyomi8.com/cgi/magu/publicity_sample.htm をご覧下さい。★ ☆発行者について かわうそ@暦 (http://koyomi8.com/ こよみのページ作者)です。 プロフィール ⇒ http://koyomi8.com/msuzuki.htm ★Web こよみのページもよろしく! http://koyomi8.com/ (携帯版・今日の暦は http://koyomi8.com/i/ ) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-