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★☆★☆★ 【日刊☆こよみのページ】2018/11/13 号 (No.4427)  ★☆★☆★
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        一日の始まりは 『日刊☆こよみのページ』 ▲△▲
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 お早うございます。本日の暦データを配信致します。

読┃み┃物┃・┃目┃次┃
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□暦のこぼれ話 ・・・ 酉の市、武運長久から商売繁盛まで
□埋め草の記

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★      ■■■ 平成 30年 11月 13日 の暦 ■■■       ★
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西暦 2018年 11月 13日  [月の] 第3週 第2火曜  [年の] 317日目 残り  49日
旧暦  10月(小)  6日 (先負)
ユリウス通日 2458435.5 (日本時 9時の値)

暦と時節
 二十四節気 立冬 (11/7 〜 11/21)
 七十二候  地始めて凍る (11/12 〜 11/16)

■今日と明日の日干支と主な暦注
◆今日(11/13)のデータ
 六曜   先負 [せんまけ] 朝〜昼は悪し.昼過ぎ〜夕まで障りなし
 日干支  己酉 [つちのとのとり]
 十二直  開   [ひらく] 小吉.造作,婚礼吉.葬式などの不浄事凶
 二十八宿 觜   [し] 入学のみ吉.造作を行えば家財を失う
 二十七宿 虚   [きょ] 入学吉.造作,相談ごと大凶
 日家九星 六白金星 [ろっぱくきんせい]

 ◇主な暦注
  一粒万倍日 [いちりゅうまんばいにち]
        慶事、事業開始、種まき等大吉.借金は大凶
  大明日   [だいみょうにち] 大吉日
  天恩日   [てんおんにち] 慶事に大吉日.凶事は慎むこと
  神吉日   [かみよしにち] (神よし)とも書く.神事に吉
  母倉日   [ぼそうにち] 吉日.婚姻には大吉日
  十死日   [じゅうしにち] 天殺日ともいう.受死日に次ぐ凶日

◆明日(11/14)のデータ
 六曜   仏滅 [ぶつめつ] 大悪日.万用ゆべからず
 日干支  庚戌 [かのえいぬ]
 十二直  閉   [とづ] 凶.金銭収納,墓作りは吉.造作,旅行凶
 二十八宿 参   [しん] 蓄財,養子縁組み,造作,遠出吉
 二十七宿 危   [き] 壁塗り,出行など吉.衣類の裁断等は凶
 日家九星 五黄土星 [ごおうどせい]

 ◇主な暦注
  一粒万倍日 [いちりゅうまんばいにち]
        慶事、事業開始、種まき等大吉.借金は大凶
  大明日   [だいみょうにち] 大吉日
  天恩日   [てんおんにち] 慶事に大吉日.凶事は慎むこと
 参照:http://koyomi8.com/sub/rekicyuu.htm  (暦注計算)

■誕生花と花言葉
◆今日(11/13) の誕生花
 センリョウ(千両)   富貴・利益
 ブバルディア         あこがれ・清楚
 レオノチス           雄大

◆明日(11/14) の誕生花
 アルストロメリア     エキゾチック・持続
 サフラン             節度の美・歓喜
 ブルーエルフィン     大きな希望

 参照:http://koyomi8.com/cgi/today/bflower.php (今日の誕生花)

■今日の記念日
 ◇うるしの日
  日本漆工協会が1985(昭和60)年に制定。平安時代のこの日に文徳天皇の
  第一皇子・惟喬親王が、京都・嵐山の法輪寺に参籠し、満願の日の11/13
  に漆の製法を虚空蔵菩薩から伝授したとされる伝説から。

 ◇虚空蔵縁日
  虚空蔵菩薩の縁日(毎月13日)

 ◇茨城県民の日
  1871年(明治4年)11月13日に茨城県という県名が初めて使われたことに
  因んで、明治100年にあたる1968年(昭和43年)に制定された。
  郷土の歴史を知り、より豊かな暮らしと県の発展を願い、茨城の現在・
  過去・未来を見つめなおす日。

 ◇空也忌
  天禄3年(972)9月11日に没した平安中期の僧で踊念仏の開祖、空也上人
  の忌日。晩年に修行のため東国へ出立した際の遺言により、出寺の日と
  される11月13日を空也忌としている。

 参照:http://koyomi8.com/cgi/today/today.php  (今日は何の日)

■各地の日出没 ( 計算地: 札幌/仙台/東京/大阪/岡山/福岡/那覇 )

 ◆札幌 (11/13)
  日出  6時23分(113度) 日没 16時14分(245度) 昼 時間  9時間50分
  月出 11時11分(119度) 月没 20時41分(241度) 正午月齢  5.5
 ・札幌 (11/14)
  日出  6時25分(114度) 日没 16時13分(245度) 昼 時間  9時間48分
  月出 11時52分(117度) 月没 21時37分(243度) 正午月齢  6.5
 
 ◆仙台 (11/13)
  日出  6時14分(112度) 日没 16時26分(247度) 昼 時間 10時間12分
  月出 10時59分(117度) 月没 20時57分(243度) 正午月齢  5.5
 ・仙台 (11/14)
  日出  6時15分(112度) 日没 16時25分(247度) 昼 時間 10時間10分
  月出 11時41分(115度) 月没 21時51分(245度) 正午月齢  6.5
 
 ◆東京 (11/13)
  日出  6時14分(111度) 日没 16時36分(248度) 昼 時間 10時間22分
  月出 10時57分(116度) 月没 21時 9分(244度) 正午月齢  5.5
 ・東京 (11/14)
  日出  6時15分(111度) 日没 16時36分(248度) 昼 時間 10時間21分
  月出 11時40分(114度) 月没 22時 2分(246度) 正午月齢  6.5
 
 ◆大阪 (11/13)
  日出  6時29分(111度) 日没 16時55分(248度) 昼 時間 10時間26分
  月出 11時12分(115度) 月没 21時28分(244度) 正午月齢  5.5
 ・大阪 (11/14)
  日出  6時30分(111度) 日没 16時54分(248度) 昼 時間 10時間25分
  月出 11時55分(114度) 月没 22時22分(247度) 正午月齢  6.5
 
 ◆岡山 (11/13)
  日出  6時35分(111度) 日没 17時 2分(248度) 昼 時間 10時間27分
  月出 11時18分(115度) 月没 21時35分(244度) 正午月齢  5.5
 ・岡山 (11/14)
  日出  6時36分(111度) 日没 17時 1分(248度) 昼 時間 10時間25分
  月出 12時 1分(114度) 月没 22時29分(247度) 正午月齢  6.5
 
 ◆福岡 (11/13)
  日出  6時47分(110度) 日没 17時18分(248度) 昼 時間 10時間30分
  月出 11時31分(115度) 月没 21時52分(245度) 正午月齢  5.5
 ・福岡 (11/14)
  日出  6時48分(111度) 日没 17時17分(248度) 昼 時間 10時間29分
  月出 12時14分(113度) 月没 22時46分(247度) 正午月齢  6.5
 
 ◆那覇 (11/13)
  日出  6時46分(109度) 日没 17時41分(250度) 昼 時間 10時間55分
  月出 11時26分(113度) 月没 22時19分(247度) 正午月齢  5.5
 ・那覇 (11/14)
  日出  6時46分(109度) 日没 17時41分(250度) 昼 時間 10時間54分
  月出 12時10分(111度) 月没 23時11分(249度) 正午月齢  6.5
 
 ※ 出没時刻後の()は出没方位(北:0→東:90→南:180→西:270→北:360度)
 参照:http://koyomi8.com/sub/sunrise.htm  (日出没計算)
    http://koyomi8.com/sub/moonrise.htm (月出没計算)
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★      ■■■  ほぼ週刊 『暦のこぼれ話』 ■■■     ★
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□酉の市、武運長久から商売繁盛まで
 今日は、酉の日(二の酉ですが)。
 11月の酉の日といえば、商売繁盛・開運招福の祭り、酉の市が全国の鷲(お
 おとり)神社、大鳥神社で開かれます。
 酉の市は今は「とりのいち」と呼びますが、昔は「とりのまち」と呼ばれた
 ようです。「まち」は祭りを意味する言葉です。

◇武運長久
 さてこの酉の市のたつ鷲神社や大鳥神社は、元はといえば武神である日本武
 尊(やまとたけるのみこと)にゆかりのある神社ということで、武運長久を
 祈る武士たちの尊崇を集めた神社であったとか。

 現在、酉の市は日本全国で見られる行事となってきましたが、元は関東独特
 の祭りであったといわれます。武運長久を祈る神社での祭りということを考
 えると、その発祥の地が武士の社会の中心地であった関東というのもうなず
 けます。
 なお、酉の市が11月の酉の日に行われる理由は、日本武尊の命日が11月の酉
 の日といわれているからだそうです。

◇秋の実りを祝う農民の祭り
 さて、「武運長久を祈る」神社であった鷲神社でしたが、武士の社会も安定
 し、武士が戦闘員として活躍した戦国の時代が遠退いた江戸時代も半ばには
 すっかり「武運長久を祈る」姿も見られなくなってしまいました。
 そうした時代の影響でか、酉の市の性格も大きく様変わりして農民たちの祭
 りになっていきました。

 農民たちの祭りとなった理由は、酉の市の舞台となった神社が田舎にあった
 からでしょう。江戸周辺で酉の市で有名だったのは花又村(足立区花畑町)
 の大鷲神社、千住の勝専寺に浅草の長國寺。
 それぞれ「本の酉」「中の酉」「新の酉」と呼ばれていたそうですが、こ
 のいずれもが江戸時代はドンと田舎にありました。
 浅草などは、

  「浅草田圃(あさくさ たんぼ)」

 と呼ばれていたわけで、江戸時代の後期に発行された江戸の年中行事を解説
 した書物、東都歳時記に「浅草田圃の酉の市」の絵があるのですが、その絵
 を見るとまさに周りは「一面の田圃」です。

 農村があって、収穫が終わり、年越しの準備もぼちぼち始まる頃、そこに神
 社やお寺があって祭礼が行われていれば周囲の農民が集まって市が立つのも
 時間の問題。そして、武運長久を祈った酉の市がいつしか農民の祭りに。

 農民の祭りにたつ市ですから、そこで売られるものは農具類であったり、日
 用雑器だったりします。現在酉の市で人気の商品である「熊手」もこうした
 商品のひとつとして売り始められたものです。

 今の浅草は、都心とは雰囲気が違いますが、さすがに「浅草田圃」と云われ
 た時代を想像するのが難しい、にぎやかな街です。

◇商売繁盛の祭りへ
 さて、武運長久を祈る祭礼から農民の祭りとなった酉の市ですが、次第にこ
 の祭りが有名になって、江戸の町人たちも見物に集まるようになってきまし
 た。特に浅草の長國寺の酉の市は、吉原の裏門と接していて、祭礼の日には
 普段は閉ざされている吉原の裏門も開かれて通行が自由にできたことから、
 人気となったそうです。

 こうなってみるとこの市に訪れる人の多くが地元の人から、今でいうところ
 の「観光客」みたいな人たちへと変化しました。観光客の心理は昔も今もあ
 まり違わないようで、

  せっかく出かけてきたのだから、何か記念になるものを買って帰りたい

 ものなのでしょう。ここで人気が出たのが、熊手。
 酉の市は、「福を取り(酉)込む」という語呂合わせでありがたがられたの
 ですが、熊手を使えば福を取り込むどころか「福をかき集められる」という
 ことで、縁起のよい土産物となりました。

 今、酉の市の熊手といえば、お多福や、七福神、宝船、打ち出の小槌、鯛や
 福笹など様々な飾りが付いています。酉の市が農民の祭りであった頃は本当
 に実用的な熊手に、縁起物の稲穂を結びつけた程度のシンプルなものだった
 のでしょうが、次第に実用より装飾品としての価値に重点が移って、現在の
 ような姿になったと想像されます。

 こうして熊手を買い求めた人たちは、江戸の町に帰ればその多くが商売に携
 わる人々であったでしょうから、熊手でかき集める福とはすなわち、

  商売繁盛

 となって、商売繁盛を願う現在の酉の市となりました。

 始めは、武士の武運長久の祭りであり、次に農民の収穫を祝う祭となり、そ
 の次は商人の商売繁盛を祈る祭りにと時代とともにその姿と性質を少しずつ
 変えてきた酉の市、さてこれからはどんな祭りに変貌して行くのでしょうか。
 自分の生きているうちに、今とは違った酉の市の姿が見られるのか?
 なんだかちょっと楽しみな気がしますね。

 最後にもう一度、今年の11月の酉の日は、11/1,13,25の三度。今日は二の酉
 です。

  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
   magazine.std@koyomi.vis.ne.jp までお願いします。)
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■埋め草の記 (「編集後記」のようなもの)
 結果から申しますと、失敗でした。
 どんぐりプロジェクト。
 失敗の原因は、加熱のし過ぎ。

 加熱する調理器具らしきものといえば電子レンジしかない私の部屋で、その
 電子レンジで秋の収穫、ドングリ(マテバシイの実)を加熱しました。しか
 し頃合いかなと思った時間、加熱しても爆ぜてくれません。

  加熱が足らないのかな?

 と更に加熱。そしてもう一度。
 さすがにもういいだろうと思って取り出し割ってみると、カチンコチンに固
 くなり、既にいくらか炭化し始めた実が出てきました。明らかに失敗。

 それでも、いくつか殻を割って、まだましなものを無理やり食べてみたとこ
 ろでは上手くいっていたらおいしかったかも? と思えるくらいの味はしま
 した。ただし、ましなものといいながらも、既にちょっぴり炭の味。

 こんなことなら全部いっぺんに加熱するのではなくて、小分けにして試して
 みればよかったと思いましたが、後の祭り。
 こうして今年の「どんぐりプロジェクト」は失敗に終わりました。

  失敗を乗り越えてこそ、価値がある!

 そんな、どこかで聞いたことのあるような言葉をつぶやきつつ、来年の秋、
 再び「どんぐりプロジェクト」に取り組む予定。
 
  楽しみは先にあった方がいいのさ

 と負け惜しみするかわうそです。
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☆発行者について
 かわうそ@暦   (http://koyomi8.com/ こよみのページ作者)です。
 プロフィール ⇒   http://koyomi8.com/msuzuki.htm
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