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★☆★☆★ 【日刊☆こよみのページ】2019/07/12 号 (No.4668)  ★☆★☆★
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        一日の始まりは 『日刊☆こよみのページ』 ▲△▲
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 お早うございます。本日の暦データを配信致します。

読┃み┃物┃・┃目┃次┃
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□暦のこぼれ話 ・・・ 日本標準時制定記念日

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★      ■■■ 令和 元年  7月 12日 の暦 ■■■       ★
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西暦 2019年  7月 12日  [月の] 第2週 第2金曜  [年の] 193日目 残り 173日
旧暦   6月(小) 10日 (先負)
ユリウス通日 2458676.5 (日本時 9時の値)

暦と時節
 二十四節気 小暑 (7/7 〜 7/22)
 七十二候  温風至る (7/7 〜 7/12)

■今日と明日の日干支と主な暦注
◆今日(7/12)のデータ
 六曜   先負 [せんまけ] 朝〜昼は悪し.昼過ぎ〜夕まで障りなし
 日干支  庚戌 [かのえいぬ]
 十二直  平   [たいら] 大吉.祝い事全て吉.特に婚礼は大吉
 二十八宿 牛   [ぎゅう] 吉祥.鬼宿に次ぐ大吉日.正午以外大吉
 二十七宿 房   [ぼう] 大吉.婚礼,旅行,神事,造作大吉
 日家九星 八白土星 [はっぱくどせい]

 ◇主な暦注
  初伏     [しょふく] 暑さの厳しい時節を表す三伏の日の一つ。
  大明日   [だいみょうにち] 大吉日
  天恩日   [てんおんにち] 慶事に大吉日.凶事は慎むこと
  地火日   [じかにち] 基礎工事,柱立て,葬送等凶
  大禍日   [たいかにち] 凶日

◆明日(7/13)のデータ
 六曜   仏滅 [ぶつめつ] 大悪日.万用ゆべからず
 日干支  辛亥 [かのとのい]
 十二直  定   [さだん] 小吉.移転,慶事,売買吉.婚礼大吉.造作凶
 二十八宿 女   [じょ] 髪すきなどを除き凶.葬式は大凶
 二十七宿 心   [しん] 神事,仏事,移転,旅行吉.造作大凶
 日家九星 七赤金星 [しちせききんせい]

 ◇主な暦注
  大明日   [だいみょうにち] 大吉日
  天恩日   [てんおんにち] 慶事に大吉日.凶事は慎むこと
  神吉日   [かみよしにち] (神よし)とも書く.神事に吉
  重日     [じゅうにち] 慶事ますます吉,凶事ますます凶
 参照:http://koyomi8.com/sub/rekicyuu.htm  (暦注計算)

■誕生花と花言葉
◆今日(07/12) の誕生花
 トケイソウ(時計草) 聖なる愛
 ゼニアオイ(銭葵)   信念
 ニューギニアインパチェンス おしゃべり

◆明日(07/13) の誕生花
 ペチュニア           心が安らぐ
 ハケイトウ(葉鶏頭) 不老不死
 ホテイアオイ(布袋葵) 揺れる心

 参照:http://koyomi8.com/cgi/today/bflower.php (今日の誕生花)

■今日の記念日
 ◇日本標準時制定記念日
  1886年(明治19年)のこの日、東経135度の標準時を日本の標準時とし、
  1888年(明治21年)の1月1日よりこれを実施するとの勅令が公布された
  ことに由来する(7/12は勅令の署名の日付)。
  これによって兵庫県明石市の正午が全国どこでも正午となった。

 ◇人間ドックの日
  1954(昭和29)年、国立東京第一病院(現在の国立国際医療センター)で
  人間ドックが始められた。6日間で12000円と当時としては高額で、日数
  もかかり勤め人の受診は難しかった。

 ◇ひかわ銅剣の日
  1984年(昭和59年)に島根県斐川町の荒神谷遺跡から弥生時代の銅剣358本
  が発見された。後に、その全てが国宝に指定された。

 ◇パンの日
  パン食普及協議会が1983(昭和58)年3月に制定。
  1842(天保13)年4月12日に伊豆韮山代官の江川太郎左衛門が軍用携帯食糧
  として乾パンを焼いたのが、日本初のパンと言われています。この日を
  記念して毎月12日をパンの日としています。

 ◇ローリング・ストーンズ記念日
  1962(昭和37)年、イギリスのロックバンド、ローリング・ストーンズが
  ロンドンのクラブに初出演した。

 参照:http://koyomi8.com/cgi/today/today.php  (今日は何の日)

■各地の日出没 ( 計算地: 札幌/仙台/東京/大阪/岡山/福岡/那覇 )

 ◆札幌 ( 7/12)
  日出  4時 5分( 58度) 日没 19時15分(301度) 昼 時間 15時間 9分
  月出 14時49分(110度) 月没  0時31分(252度) 正午月齢  9.3
 ・札幌 ( 7/13)
  日出  4時 6分( 58度) 日没 19時14分(301度) 昼 時間 15時間 8分
  月出 15時55分(115度) 月没  1時 4分(246度) 正午月齢 10.3
 
 ◆仙台 ( 7/12)
  日出  4時22分( 60度) 日没 19時 1分(299度) 昼 時間 14時間40分
  月出 14時41分(109度) 月没  0時41分(253度) 正午月齢  9.3
 ・仙台 ( 7/13)
  日出  4時22分( 60度) 日没 19時 1分(299度) 昼 時間 14時間38分
  月出 15時45分(113度) 月没  1時17分(248度) 正午月齢 10.3
 
 ◆東京 ( 7/12)
  日出  4時34分( 61度) 日没 18時59分(298度) 昼 時間 14時間25分
  月出 14時41分(108度) 月没  0時50分(254度) 正午月齢  9.3
 ・東京 ( 7/13)
  日出  4時34分( 61度) 日没 18時59分(297度) 昼 時間 14時間24分
  月出 15時44分(113度) 月没  1時27分(249度) 正午月齢 10.3
 
 ◆大阪 ( 7/12)
  日出  4時53分( 62度) 日没 19時13分(297度) 昼 時間 14時間20分
  月出 14時57分(108度) 月没  1時 8分(254度) 正午月齢  9.3
 ・大阪 ( 7/13)
  日出  4時54分( 62度) 日没 19時13分(297度) 昼 時間 14時間19分
  月出 15時59分(112度) 月没  1時46分(249度) 正午月齢 10.3
 
 ◆岡山 ( 7/12)
  日出  5時 0分( 62度) 日没 19時19分(297度) 昼 時間 14時間19分
  月出 15時 4分(108度) 月没  1時15分(254度) 正午月齢  9.3
 ・岡山 ( 7/13)
  日出  5時 1分( 62度) 日没 19時19分(297度) 昼 時間 14時間18分
  月出 16時 6分(112度) 月没  1時53分(249度) 正午月齢 10.3
 
 ◆福岡 ( 7/12)
  日出  5時17分( 62度) 日没 19時31分(297度) 昼 時間 14時間14分
  月出 15時17分(108度) 月没  1時31分(254度) 正午月齢  9.3
 ・福岡 ( 7/13)
  日出  5時17分( 62度) 日没 19時31分(297度) 昼 時間 14時間13分
  月出 16時18分(112度) 月没  2時 9分(249度) 正午月齢 10.3
 
 ◆那覇 ( 7/12)
  日出  5時44分( 64度) 日没 19時25分(295度) 昼 時間 13時間41分
  月出 15時17分(106度) 月没  1時51分(255度) 正午月齢  9.3
 ・那覇 ( 7/13)
  日出  5時45分( 64度) 日没 19時25分(294度) 昼 時間 13時間40分
  月出 16時16分(110度) 月没  2時33分(251度) 正午月齢 10.3
 
 ※ 出没時刻後の()は出没方位(北:0→東:90→南:180→西:270→北:360度)
 参照:http://koyomi8.com/sub/sunrise.htm  (日出没計算)
    http://koyomi8.com/sub/moonrise.htm (月出没計算)
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★      ■■■  ほぼ週刊 『暦のこぼれ話』 ■■■     ★
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□日本標準時制定記念日
 今日は日本標準時制定記念日です。
 記念日データにも

 ◇日本標準時制定記念日
  1886年(明治19年)のこの日、東経 135度を ・・・ (以下省略)

 という記述が見つかるはずです。
 日本標準時制定記念日といわれて、「なるほど」とすぐうなずけない方もい
 ると思います。一体何がどうなるか、この記念日にかけてそれを考えてみる
 ことにします。

◇始まりは「地方真太陽時」
 本当の太陽の位置(中心の位置)が、その地の真南を通過する瞬間を正午と
 する地方真太陽時というものがまずはじめにありました。

 我々の一日の周期は長い間太陽の動きにしたがって考えられてきましたから
 太陽が真南に来るのを見れば「ああ、お昼だな」と思うわけです。
 その場所(地方)で本当の太陽(真太陽)を測って時刻をきめるわけですか
 ら、これを「地方真太陽時」と呼びます。

 まあこれが、私たちが手に入れた最初の時刻だといえますね。
 (「真太陽」はまた見たままの太陽ということで「視太陽」とも呼ばれます。
 「真太陽時」も「視太陽時」とよばれることもあります。)

◇時計と「地方平均太陽時」
 はじめはこれで何の問題も無かったのですが、人間が「時計」を発明して太
 陽の動きをこの時計で測ってみると、この真太陽による一日の長さが季節変
 化することが判ってきました。

 まあ、違うといってもその差は精々 2〜数日分累積して 1分程違ってくるだ
 けのことですが、それでも時計が正確になってくると、毎日チェックして時
 刻あわせをしなければならなくなってしまいます。

 みんなが時計の時刻によって生活するようになると、実際の太陽が真南にく
 る瞬間よりも時計の示す正午の方が社会生活には重要になってきました。
 こうして、地方真太陽時から地方平均太陽時へと使用する時刻がかわって行
 きました。
 日本では明治13年(AD1880年)から、実生活に地方平均太陽時が取り入れら
 れるようになりました。

◇電信と「日本標準時」
 さて、時計の発達で平均太陽時を使うようになりましたが、それでもまだ東
 京は東京、京都は京都、長崎は長崎といった具合に、各地まちまちでした。
 これが「地方標準時」。

 今から考えると何でこんな不便なことをと思いますが、昔はこれで全然問題
 無かったのです。
 考えても見てください。今なら札幌の人と那覇の人が電話で

  「ああ、いまちょうど正午になったから、そろそろお昼にするよ」

 なんてこと会話の中で伝えることが有るでしょう。
 また、「このデータを明日の正午までに必ず送ってください」なんていうこ
 ともよくある話です。

 でもここであたりまえに考えてしまったコンピューターのネットワークや、
 電話といった機器は昔は有りませんでした。
 「今こちらは正午です」と手紙に書いて、札幌の人が那覇の人に速達郵便で
 送ったとしてもこれを受け取った人はこの「正午」から大分遅れて受け取る
 はず(何時間じゃなくて、何日か違いますね)。

 札幌と那覇でそれぞれ「地方平均時」を使ったとすると、この二つの都市の
 間ではそれぞれの時計はおよそ1時間ずれている(那覇の方が遅い)はずな
 のですが、郵便の配達を待ってはおれぬといって自分で運んだとしても、ど
 んなに頑張っても当時は「1時間以内」でこの手紙を届けることなど出来ま
 せんでしたから、「今は正午です」と書いた手紙を「正午」に届けることは
 出来ませんでした(速達郵便じゃなくて、狼煙や伝書鳩を使っても、ま、五
 十歩百歩の話)。

 このように太陽(本当は地球の自転)より早く情報を伝達する術を持たなか
 った当時においては、それぞれの地方が独立した地方標準時であっても、お
 互いに困ることは有りませんでした。

 これは、現在外国と日本に時差が有っても、その外国と関係しない限りは、
 時差なんて無いのと同じという状況と同じです。
 明治時代初期の日本では、北海道から見た東京とか、東京から見た九州など
 は、全く「外国」みたいなものだったのですね。

 そして現代、地球の裏側で行われているサッカーの試合の生中継を見たり、
 国際電話を掛けたり、はたまた外国の証券市場が開くのを待って取引を開始
 したりといったことをする場合に、「ああ時差があるんだ」と気づくのと同
 じことが、明治の「電信」の普及によって起こります。
 電信が日本の主な都市間を結ぶようになると、

  福岡支社 発信時刻11:45・・・福岡地方標準時
   『札幌支社へ至急。12時までのこの件の処理をお願いします』

  札幌支社 受信時刻12:29・・・札幌地方標準時
   「12時までって、もう過ぎてるけど?」

 なんて云うことが起こりかねなくなりましたので、これではいかんと日本標
 準時というものを制定し、統一を図るようになったのがこの日です。
 そして、標準時の基準としては日本の真ん中に近く、かつ経度の区切りのよ
 い 135度の経度線が標準子午線と決定されました。

 こうして日本標準時が正式運用を開始したのは明治21(AD1888)年1月1日。今
 からおよそ 130年ほど前のことでした。


  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
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