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★☆★☆★ 【日刊☆こよみのページ】2019/07/19 号 (No.4675)  ★☆★☆★
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 お早うございます。本日の暦データを配信致します。

読┃み┃物┃・┃目┃次┃
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□暦のこぼれ話 ・・・ 七十二候 (しちじゅうにこう)

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★      ■■■ 令和 元年  7月 19日 の暦 ■■■       ★
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西暦 2019年  7月 19日  [月の] 第3週 第3金曜  [年の] 200日目 残り 166日
旧暦   6月(小) 17日 (仏滅)
ユリウス通日 2458683.5 (日本時 9時の値)

暦と時節
 二十四節気 小暑 (7/7 〜 7/22)
 七十二候  鷹技を習う (7/18 〜 7/22)

■今日と明日の日干支と主な暦注
◆今日(7/19)のデータ
 六曜   仏滅 [ぶつめつ] 大悪日.万用ゆべからず
 日干支  丁巳 [ひのとのみ]
 十二直  開   [ひらく] 小吉.造作,婚礼吉.葬式などの不浄事凶
 二十八宿 婁   [ろう] 大吉.婚礼,造作大吉
 二十七宿 危   [き] 壁塗り,出行など吉.衣類の裁断等は凶
 日家九星 一白水星 [いっぱくすいせい]

 ◇主な暦注
  母倉日   [ぼそうにち] 吉日.婚姻には大吉日
  重日     [じゅうにち] 慶事ますます吉,凶事ますます凶

◆明日(7/20)のデータ
 六曜   大安 [たいあん] 大安吉日なり.万事よし
 日干支  戊午 [つちのえうま]
 十二直  閉   [とづ] 凶.金銭収納,墓作りは吉.造作,旅行凶
 二十八宿 胃   [い] 就職,婚礼,造作吉.衣類裁断大凶
 二十七宿 室   [しつ] 祭祀,祈願,婚礼,船乗,造作吉.
 日家九星 九紫火星 [きゅうしかせい]

 ◇主な暦注
  三隣亡   [さんりんぼう] 棟上げ,土起こし等大凶.三輪宝の誤記か?
  一粒万倍日 [いちりゅうまんばいにち]
        慶事、事業開始、種まき等大吉.借金は大凶
  土用入り 
  八専間日 [はっせんまび] 八専期間中の例外日.この日は障り無し
  大明日   [だいみょうにち] 大吉日
  神吉日   [かみよしにち] (神よし)とも書く.神事に吉
  母倉日   [ぼそうにち] 吉日.婚姻には大吉日
  受死日   [じゅしにち] 黒日ともいう.最大悪日とされる
  復日     [ぶくにち] 慶事ますます吉,凶事ますます凶
 参照:http://koyomi8.com/sub/rekicyuu.htm  (暦注計算)

■誕生花と花言葉
◆今日(07/19) の誕生花
 ラベンダー           鎮静・答えをください
 ゲッカビジン(月下美人) 艶やかな美人
 トリカブト(鳥兜)   美しい輝き

◆明日(07/20) の誕生花
 アメリカデイゴ       夢,童心
 トリトマ             あなたを思うと胸が痛む
 ナス(茄子)         よい語らい

 参照:http://koyomi8.com/cgi/today/bflower.php (今日の誕生花)

■今日の記念日
 ◇北壁の日
  1967(昭和42)年、東京女子医大山岳部の今井通子さんと若山美子さんの
  2人がマッターホルンの北壁からの登頂に成功しました。
  女性だけのパーティーでの北壁登攀は世界初でした。

 ◇女性大臣の日
  1960(昭和35)年、日本初の女性大臣が誕生しました。
  岸内閣の後を受けて池田勇人内閣が発足し、中山マサ衆議院議員が厚生
  大臣として入閣しました。

 ◇戦後民主主義到来の日
  1949(昭和24)年、新しい民主主義の到来を謳った青春映画『青い山脈』
  が封切られました。

 参照:http://koyomi8.com/cgi/today/today.php  (今日は何の日)

■各地の日出没 ( 計算地: 札幌/仙台/東京/大阪/岡山/福岡/那覇 )

 ◆札幌 ( 7/19)
  日出  4時11分( 59度) 日没 19時10分(300度) 昼 時間 14時間59分
  月出 20時45分(112度) 月没  6時 2分(244度) 正午月齢 16.3
 ・札幌 ( 7/20)
  日出  4時12分( 59度) 日没 19時 9分(299度) 昼 時間 14時間57分
  月出 21時14分(107度) 月没  7時 2分(249度) 正午月齢 17.3
 
 ◆仙台 ( 7/19)
  日出  4時27分( 62度) 日没 18時58分(297度) 昼 時間 14時間31分
  月出 20時37分(110度) 月没  6時15分(246度) 正午月齢 16.3
 ・仙台 ( 7/20)
  日出  4時27分( 62度) 日没 18時57分(297度) 昼 時間 14時間29分
  月出 21時 8分(106度) 月没  7時13分(250度) 正午月齢 17.3
 
 ◆東京 ( 7/19)
  日出  4時38分( 63度) 日没 18時56分(296度) 昼 時間 14時間17分
  月出 20時37分(110度) 月没  6時26分(247度) 正午月齢 16.3
 ・東京 ( 7/20)
  日出  4時39分( 63度) 日没 18時55分(296度) 昼 時間 14時間16分
  月出 21時 9分(105度) 月没  7時22分(251度) 正午月齢 17.3
 
 ◆大阪 ( 7/19)
  日出  4時58分( 63度) 日没 19時10分(296度) 昼 時間 14時間12分
  月出 20時52分(109度) 月没  6時46分(247度) 正午月齢 16.3
 ・大阪 ( 7/20)
  日出  4時58分( 63度) 日没 19時 9分(296度) 昼 時間 14時間11分
  月出 21時25分(105度) 月没  7時42分(251度) 正午月齢 17.3
 
 ◆岡山 ( 7/19)
  日出  5時 5分( 63度) 日没 19時16分(296度) 昼 時間 14時間12分
  月出 20時59分(109度) 月没  6時53分(247度) 正午月齢 16.3
 ・岡山 ( 7/20)
  日出  5時 5分( 63度) 日没 19時16分(296度) 昼 時間 14時間11分
  月出 21時32分(105度) 月没  7時48分(252度) 正午月齢 17.3
 
 ◆福岡 ( 7/19)
  日出  5時21分( 63度) 日没 19時28分(295度) 昼 時間 14時間 7分
  月出 21時11分(109度) 月没  7時 9分(248度) 正午月齢 16.3
 ・福岡 ( 7/20)
  日出  5時22分( 64度) 日没 19時27分(295度) 昼 時間 14時間 6分
  月出 21時45分(105度) 月没  8時 5分(252度) 正午月齢 17.3
 
 ◆那覇 ( 7/19)
  日出  5時48分( 66度) 日没 19時23分(293度) 昼 時間 13時間35分
  月出 21時11分(108度) 月没  7時34分(249度) 正午月齢 16.3
 ・那覇 ( 7/20)
  日出  5時48分( 66度) 日没 19時23分(293度) 昼 時間 13時間35分
  月出 21時47分(104度) 月没  8時27分(253度) 正午月齢 17.3
 
 ※ 出没時刻後の()は出没方位(北:0→東:90→南:180→西:270→北:360度)
 参照:http://koyomi8.com/sub/sunrise.htm  (日出没計算)
    http://koyomi8.com/sub/moonrise.htm (月出没計算)
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★      ■■■  ほぼ週刊 『暦のこぼれ話』 ■■■     ★
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□七十二候 (しちじゅうにこう)
 暦の話として、たびたび登場する二十四節気(にじゅうしせっき)はいろい
 ろなところで採り上げら、説明されている(中には、間違った説明もあって
 閉口することもありますけれど)のですが、似たようなもの(?)に七十二
 候というものがあります。
 二十四節気ほど有名ではない、七十二候について本日はとりあげてみます。

◇七十二候とは
 二十四節気は暦の上の日付と季節を結びつけることがその重要な役割ですが
 一年を二十四分割するとその一つ一つの間隔はおよそ15日。私などは、この
 程度の間隔で十分だと思うのですが、いやいや、もっと細かくしなくてはと
 いう人もいると見えて、二十四節気の一つの気を更に三分割して作られたの
 が七十二候です。

 二十四節気がそうであるように七十二候も中国で生まれ、中国から日本に暦
 が伝来した七世紀末に、二十四節気などとともに日本に伝えられました。
 七十二候が初めて日本に伝えられた頃の内容を見てみると

  「蟷螂(とうろう)生ず」
  「鵙(もず)始(はじ)めて鳴く」

 のように動物の行動や植物の生育の様子を表した言葉が多く並んでいます。
 こうした動植物の姿から季節の変化を読み取っていたわけです。身近な自然
 の変化を観察し、それを暦の上に記述していった古代中国の人々の季節感を
 垣間見るようです。

 こうして中国から伝来した七十二候でしたが、暦の上の仕組みとしては重要
 視されなかったようです。その理由は定かではありませんが、細分化が過ぎ
 て現実的な機能を失ってしまったからだと私は考えています(七十二候が生
 まれた当の中国でも既にそうだったのかもしれません)。過ぎたるは及ばざ
 るがごとしかな? 梅や桜の花の咲く時期一つとっても、半月(二十四節気
 の一気の長さ)も違うと

  異常気象か?

 という気にもなりますが、 5日(七十二候の一候の長さ)程度違うくらいは
 異常なことではありません。更に、同じ暦を温暖な地方から寒冷な地方まで
 同じ暦を使うことを考えると、 5日区切りで動植物の様子から季節を読み取
 るというのは無理な相談ですから(七十二候の生まれた頃、それが使われた
 のがかなり狭い範囲だったのかもしれません)。

※と書いておきながらですが、多少の無理は有っても、季節の目安として、七
 十二候を書いておくことで、花の咲く時期のわずかな異同を知る手がかりと
 なるという役割・・・物差しの目盛りのような役割・・・はあり、まったく
 無意味とまでは言えません。ちょっぴりフォロー・・・。

◇七十二候の変化
 中国から伝来しても日本の季節の変化を読み取る役に立たず、長らく存在感
 の薄かった七十二候でしたが、江戸時代に入り、日本独自の暦である貞享暦
 (じょうきょうれき)では、日本独自の七十二候として復活(?)します。こ
 の日本風に作り直された七十二候を本朝七十二候(ほんちょうしちじゅうに
 こう)といいます。

 本朝七十二候とは、日本の気候風土に合わせて作り直された七十二候のこと
 です。

  蓮始めて華さく

 のようなそれまでの七十二候にはなかった言葉を追加する一方、「鷹化して
 鳩となる」のような、貞享暦が作られた江戸の時代でも、そんな馬鹿なとい
 う言葉は削除されています。また、「寒蝉(ひぐらし)鳴く」のようにそれま
 でもあったものを時期を変えて存続させるなどしています。

 貞享暦が作られたときに日本化した七十二候は、その後と時代とともに少し
 ずつ変わってきました。それは、気候の変化に対応すると言うこともあるで
 しょうし、季節の変化を見る人の目が変わり、着目するものが変わって行く
 からということもあるでしょう。

 こうした変化はこれからも続くわけですから、今後も七十二候が使われ続け
 るなら、七十二候の変化はこれからも続くことになると思います。
 季節の変化を暦に書かれた事柄だけで知るのではなく、自分の目で耳で肌で
 感じるものだということを、忘れなければですが。

  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
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