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★☆★☆★ 【日刊☆こよみのページ】2019/10/05 号 (No.4753) ★☆★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼▽▼ 今日一日のデータをまとめてチェック! 一日の始まりは 『日刊☆こよみのページ』 ▲△▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お早うございます。本日の暦データを配信致します。 読┃み┃物┃・┃目┃次┃ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛ □暦のこぼれ話 ・・・ 暦から消えた10日分の日付 □埋め草の記 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◇バックナンバー閲覧と、読者登録は ⇒ http://koyomi8.com/cgi/magu/ 日刊☆こよみのページへのご意見・ご感想そして、質問などは、 ・Email magazine.std@koyomi.vis.ne.jp をご利用下さい。 ・お月様好きの方は、姉妹メルマガ「お月様のお知らせメール」もチェック ⇒ http://archive.mag2.com/0001281490/index.html ◆◇ ご支援お願いします ◇◆ 「こよみのページ」運営のための寄付をお願いしております。 詳しくはこちらをご覧下さい ⇒ http://koyomi8.com/donation.htm ◆〜日刊☆こよみのページへの広告・お知らせ等の掲載を希望なさる方は〜◆ こちらをご覧下さい ⇒ http://koyomi8.com/cgi/magu/publicity_sample.htm =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ 令和 元年 10月 5日 の暦 ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 西暦 2019年 10月 5日 [月の] 第1週 第1土曜 [年の] 278日目 残り 88日 旧暦 9月(小) 7日 (先負) ユリウス通日 2458761.5 (日本時 9時の値) 暦と時節 二十四節気 秋分 (9/23 〜 10/7) 七十二候 水始めて涸る (10/3 〜 10/7) ■今日と明日の日干支と主な暦注 ◆今日(10/5)のデータ 六曜 先負 [せんまけ] 朝〜昼は悪し.昼過ぎ〜夕まで障りなし 日干支 乙亥 [きのとのい] 十二直 満 [みつ] 大吉.移転,旅行,婚礼,元服,普請など全て吉 二十八宿 女 [じょ] 髪すきなどを除き凶.葬式は大凶 二十七宿 女 [じょ] 髪すきなどを除き凶.葬式は大凶 日家九星 四緑木星 [しろくもくせい] ◇主な暦注 重日 [じゅうにち] 慶事ますます吉,凶事ますます凶 復日 [ぶくにち] 慶事ますます吉,凶事ますます凶 ◆明日(10/6)のデータ 六曜 仏滅 [ぶつめつ] 大悪日.万用ゆべからず 日干支 丙子 [ひのえね] 十二直 平 [たいら] 大吉.祝い事全て吉.特に婚礼は大吉 二十八宿 虚 [きょ] 入学吉.造作,相談ごと大凶 二十七宿 虚 [きょ] 入学吉.造作,相談ごと大凶 日家九星 三碧木星 [さんぺきもくせい] ◇主な暦注 大土終わり 地火日 [じかにち] 基礎工事,柱立て,葬送等凶 大禍日 [たいかにち] 凶日 参照:http://koyomi8.com/sub/rekicyuu.htm (暦注計算) ■誕生花と花言葉 ◆今日(10/5) の誕生花 ガーリックバイン 個性的 キッショウソウ(吉祥草) 吉事 クコ お互いに忘れよう ◆明日(10/6) の誕生花 ヤブラン(藪欄) 隠された心 ウメモドキ 明朗 ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦) 愛らしい・気が利く 参照:http://koyomi8.com/cgi/today/bflower.php (今日の誕生花) ■今日の記念日 ◇時刻表記念日 1894(明治27)年、庚寅新誌社から日本初の本格的な時刻表『汽車汽船旅 行案内』が出版された。福沢諭吉の勧めにより手塚猛昌がイギリスの時 刻表を参考に、発車時刻や運賃のほか、紀行文等を掲載して発刊。 ◇折り紙供養の日 折り紙作家、河合豊彰氏により、「達磨忌」のこの日と、「花まつり」 の4月8日に制定。 ◇たまごの日 毎月5日。日本養鶏協会、日本卵業協会など関係団体が制定。 ◇アウトドアスポーツの日 (10月第1土曜日) ◇達磨忌 禅宗の祖・達磨大師が528年ごろに入寂した日。南インド香至国の王子と して生まれ、中国に渡って禅宗を始めた。達磨の置物は、緋色の衣を着 て座禅した達磨大師の姿を模して作られたもの。 (以下にも多数の記念日有り。続きは↓のサイトでどうぞ) 参照:http://koyomi8.com/cgi/today/today.php (今日は何の日) ■各地の日出没 ( 計算地: 札幌/仙台/東京/大阪/岡山/福岡/那覇 ) ◆札幌 (10/ 5) 日出 5時35分( 95度) 日没 17時11分(264度) 昼 時間 11時間35分 月出 12時37分(122度) 月没 21時48分(237度) 正午月齢 6.4 ・札幌 (10/ 6) 日出 5時36分( 95度) 日没 17時 9分(263度) 昼 時間 11時間33分 月出 13時29分(122度) 月没 22時42分(238度) 正午月齢 7.4 ◆仙台 (10/ 5) 日出 5時34分( 94度) 日没 17時15分(264度) 昼 時間 11時間40分 月出 12時23分(119度) 月没 22時 6分(240度) 正午月齢 6.4 ・仙台 (10/ 6) 日出 5時35分( 95度) 日没 17時13分(264度) 昼 時間 11時間38分 月出 13時15分(119度) 月没 22時59分(240度) 正午月齢 7.4 ◆東京 (10/ 5) 日出 5時38分( 94度) 日没 17時21分(264度) 昼 時間 11時間43分 月出 12時20分(118度) 月没 22時18分(241度) 正午月齢 6.4 ・東京 (10/ 6) 日出 5時39分( 95度) 日没 17時19分(264度) 昼 時間 11時間40分 月出 13時13分(118度) 月没 23時12分(241度) 正午月齢 7.4 ◆大阪 (10/ 5) 日出 5時54分( 94度) 日没 17時38分(264度) 昼 時間 11時間43分 月出 12時35分(118度) 月没 22時39分(241度) 正午月齢 6.4 ・大阪 (10/ 6) 日出 5時55分( 95度) 日没 17時36分(264度) 昼 時間 11時間41分 月出 13時27分(118度) 月没 23時32分(242度) 正午月齢 7.4 ◆岡山 (10/ 5) 日出 6時 1分( 94度) 日没 17時44分(264度) 昼 時間 11時間43分 月出 12時41分(118度) 月没 22時46分(241度) 正午月齢 6.4 ・岡山 (10/ 6) 日出 6時 2分( 95度) 日没 17時43分(264度) 昼 時間 11時間41分 月出 13時34分(118度) 月没 23時39分(242度) 正午月齢 7.4 ◆福岡 (10/ 5) 日出 6時15分( 94度) 日没 17時59分(264度) 昼 時間 11時間44分 月出 12時53分(117度) 月没 23時 3分(242度) 正午月齢 6.4 ・福岡 (10/ 6) 日出 6時15分( 95度) 日没 17時58分(264度) 昼 時間 11時間42分 月出 13時45分(117度) 月没 23時56分(242度) 正午月齢 7.4 ◆那覇 (10/ 5) 日出 6時23分( 94度) 日没 18時13分(265度) 昼 時間 11時間50分 月出 12時47分(115度) 月没 23時32分(244度) 正午月齢 6.4 ・那覇 (10/ 6) 日出 6時23分( 95度) 日没 18時12分(264度) 昼 時間 11時間48分 月出 13時39分(115度) 月没 ・・無し 正午月齢 7.4 ※ 出没時刻後の()は出没方位(北:0→東:90→南:180→西:270→北:360度) 参照:http://koyomi8.com/sub/sunrise.htm (日出没計算) http://koyomi8.com/sub/moonrise.htm (月出没計算) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ ほぼ週刊 『暦のこぼれ話』 ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- □暦から消えた10日分の日付 今日は、2019/10/5。1年の日数は平年なら365日、閏年なら366日。この日数 を差し引いて行けば、前の年の同じ日付に行き着きます。難しそうに聞こえ るかも知れませんが、次の様に書けば「な〜んだ」と言うくらいの当たり前 の話です。 1年前の日付は、2018/10/5。当たり前です。 2年前の日付は、2017/10/5。これもまた当たり前。 (以下略) ね、当たり前の話でしたね。 ではしつこくもう少し(?)これを続けて 435年前の日付は、1584/10/5。これもまた(またまた・・・)当たり前。 436年前の日付は、1583/10/5。これもまた(またまた・・・)当たり前。 437年前の日付は、1582/9/25。これもまた、お? なにか違う。 暦といっても、いろいろな暦法がありますから、この話はグレゴリオ暦とい う暦での話です。 グレゴリオ暦は、現在私たちが普通に使っている暦、新暦と呼ばれる暦のこ とです。 日本において、グレゴリオ暦が使用されるようになったのは1873年のことで すから、上記の「 430年前の日付は・・・」という話は、日本では成り立ち ませんが、暦の歴史としてグレゴリオ暦が作られ、使われていた国々での話 としてお読み下さい。 ◇グレゴリオ暦の誕生日? グレゴリオ暦として初めて記録された日付は、1582/10/15。 この日付がグレゴリオ暦によるグレゴリオ暦の誕生日と云うことが出来るで しょう。 とすると、冒頭で書いた「 437年前の日付は、1582/9/25」はグレゴリオ暦 誕生以前の日付となります。 グレゴリオ暦が生まれる前の日付というと、この日付を刻んだ暦は何か? この答えはユリウス暦です。グレゴリオ暦はユリウス暦に小修正を加えて出 来た暦ですから、グレゴリオ暦から見るとユリウス暦は親のようなものでし ょうか。 ◇ユリウス暦からグレゴリオ暦へ グレゴリオ暦の前身はユリウス暦の特徴は、平年は 365日で4年に1度の閏日 が二月末に挿入されることで 366日となるという、なじみのある閏日挿入方 法です。 このユリウス暦はあのジュリアス・シーザー(ユリウス・カエサル)が作ら せた暦で、ローマ帝国の版図で使用されました。また暦そのものは解りやす くて、またそこそこ正確な暦でしたから、当時のヨーロッパでは事実上の標 準暦となっていました。 グレゴリウス暦はこのユリウス暦の改良版です。 ユリウス暦の「四年に一度の閏日」の挿入によって調整される1年の日数は 本当の1年の日数よりほんの少しだけ余分でした。 余分とはいっても、その「余分」は 128年でようやく 1日分になるほどのも のでしたから、100年や200年の間はどうということの無い量ですが、ユリウ スが改暦してからおよそ1600年近くも使われ続けていたので、小さな差もつ もり積もって10日程の「余分」となってしまっていました。グレゴリオ暦へ の改暦は、この10日の余分を取り去り、さらに年々の「余分」の量を小さく するための修正でした。 「余分」の量を小さくする工夫は、四年に一度の閏日挿入を、 400年の間に 3回だけ省略するというものでした。現在日本で使われている暦(新暦)は グレゴリオ暦と同じものですので、1900年や2100年などは四年に一度の周期 にあたる年ですが、閏年ではなく平年になります。 ◇十日の余分をどうするか? さて、閏年挿入を 400年に 3回間引くことで、当面こうした一年の日数の 「余分や不足」はなくなりました(3000年経ったら悩みましょうという程度 には)。 この「将来のための修正」はさほどの問題とはなりませんでした。なんとい っても1582年の改暦後、最初にこうした閏年の間引きが行われたのは改暦後 100年以上経った1700年なのですから、当面の悩みにはなりません。 問題は将来にではなく、過去との連続性でした。 当時既にユリウス暦の誤差の累積によって10日の余分が生じていた訳です。 解りやすくいえば、暦の上での春分は3/21でしたが、本当の春分はその10日 前の3/11となってしまっていたというものです。 ユリウス暦からグレゴリオ暦への改暦ではこの「10日の余分」をどう扱った かというと「余分な10日間を暦から削除」したのでした。具体的には暦の上 の日付は 1582/10/4 の翌日を 1582/10/15 とする というものでした。 ということは、1582年にユリウス暦からグレゴリオ暦に改暦した国では10/5 から10/14の間の日付がなかったことになります。つまり、本日の10/5とい う日付は、1582年にはなかったことになります。 なお、10日間が削除されていますから1582年の暦の上の 1年の日数は 355日 となりました。 ◇十日ずれていたユリウス暦で人々は困っていたか? この改暦の話となると時々 暦と季節が10日もずれてしまって、人々が困っていた といったことをいう人がいるのですが、これは嘘です。 ある年急に10日ずれてしまったのであれば、暦の日付を目安に農作業などす る人がいれば少々困ったことがあったかもしれませんが、この10日のずれは 1600年もかかってゆっくりと生まれたもの。人の一生が 100年だとしてもそ の一生のうちでは 1日のずれも生まれません。 現在の私たちの生活を考えてみても、暦の上の春分の日が天文学的な春分と 何日か違っていたって、少なくとも「日常生活」に困ったことが起こるとは 思えません。おそらくそのずれに気付きさえしないでしょう。 この「10日のずれ」が大きな問題だったのは一般の人々の生活ではなくて、 キリスト教の祭礼の日付だったのです。 キリスト教の祭礼の中でももっとも重要な祭礼は「復活祭(イースター)」 です。この復活祭の日付は春分の日を基準として数え始めるルールがあるた め、春分の日が正しくないと、復活祭の日付も正しくなくなってしまいます。 自分たちが信奉するキリストの復活を祝う祭礼の日が暦の不備によって正し く行われないというのは、神に対する大変な冒涜であると考えた宗教関係者 (この場合はローマ法王)が、この暦の不備をただすために行ったのがグレ ゴリオ暦への改暦でした。 グレゴリオ暦という名前自体が、この改暦を命じたローマ法王グレゴリウス 十三世の名から来ていることを見てもそれが解ります。 今の時代、「10/4の翌日を 10/15とする」なんて言ったら大変です。 10/5締め切りの仕事はどうなる? 銀行の利子はどうやって計算する? 実際に1582年の改暦にもそうした問題は発生して大変だったようですが、そ こは「神様のため」ですから教会の力によって何とか改暦はやり遂げられ、 現在に至っております。 ああ、改暦が為されたのが私の生きている時代でなくて本当によかった。 出来れば、私の残された人生のうちでも、改暦がないといいな。いや、こよ みのページのかわうそとしては、改暦を経験する方が、貴重な体験というこ とになっていいのかもな・・・。 (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、 magazine.std@koyomi.vis.ne.jp までお願いします。) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ 連絡&お知らせコーナー ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ■埋め草の記 (「編集後記」のようなもの) 今回は、早めの対処が良かったのか、何時もは長引く風邪の症状が、ほとん ど何も残っておりません。 台風一過の清々しい秋の青空 ってところです。 たまには、気分いいです! この気分の良い状態は、昨日の夜には現れておりましたので、昼の間大人し く薬飲んで寝ていた御蔭で目が冴えた夜の間に、「夏休みの宿題」だった計 算ドリルの類を片付けることが出来ました。 早く片付けないといけないな・・・ と気になっていたことが片付いて、精神的にもスッキリ、秋の青空です。 ベランダに出てみると、私の気分のように気持ちのよい天気。 夏の熱い太陽の光ではない、暖かい朝の陽差しを感じることが出来ました。 私同様、その暖かい朝の陽差しを浴びて、カメ2匹(1匹は水の中でした)も 甲羅を黒光りさせ、幸せそうにしていました。 なんだか、今日は佳い一日になりそうな予感 あまり、当てにならない私の予感ですけれど、 たまには当たってくれるかな? 私にも、そして読者の皆さんにも、今日一日が佳い日でありますように。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ■■ 【日刊☆こよみのページ】(まぐまぐID: 0000210127) ■■ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ☆ご意見・ご感想・質問送付先E-mail: magazine.std@koyomi.vis.ne.jp バックナンバー参照、メルマガ登録・解除 http://koyomi8.com/cgi/magu/ ★「日刊☆こよみのページ」に広告等の掲載条件については、 http://koyomi8.com/cgi/magu/publicity_sample.htm をご覧下さい。★ ☆発行者について かわうそ@暦 (http://koyomi8.com/ こよみのページ作者)です。 プロフィール ⇒ http://koyomi8.com/msuzuki.htm ★Web こよみのページもよろしく! http://koyomi8.com/ (携帯版・今日の暦は http://koyomi8.com/i/ ) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-