【山笑う】 (やまわらう) 春の山が、とりどりの花を咲かせ、また、輝くような新緑におおわれて、ひ ときわ明るく見える様を言う。俳句では春の季語。 少しこの言葉には早いかなと言う気もしないではありませんが、梅の花も終 わり、ぼちぼち春の新芽が見え始めたかわうその家の近所の山の様子をみる と、ちょっと先取りしてこの言葉を使って見たくなります。 花が咲くことも笑うと言いますが、あちらでもこちらでも花が笑い始めて春 は山全体が和やかな笑いに包まれます。 うららかな春の山を歩けば、歩いているうちに自分自身も微笑んでしまいま すね。日刊☆こよみのページ スクラップブック