【待てば海路の日和(ひより)あり】 いらだたず待っていれば早晩幸運が到来する。 「待てば甘露の日和あり」とも。 《広辞苑より》 天候ばかりは、人間の好き勝手には出来ないということで、気長に待つしか しかたがないということから生まれた言葉ですね。 「海路の日和」については、一度でも大きく揺れる船を経験した方なら判る 話ですね。時化(しけ)の時の船旅ほど悲惨なものは有りませんから。 本日、「今日は何書こうかな」としばらく考えていましたが、なかなかいい 案が浮かばず困っていました。 そんなときにふと思い出したのがこの言葉。 そうそう、いらだたず待つ忍耐力が有れば、何時かはいい案も浮かぼうとい うものです。いいアイデアが浮かばないときには、のんびりと構えてアイデ アが浮かぶのを待つしかないのでしょうね。 なお、この語を引いてみて 「待てば甘露の日和あり」 何ていう言葉があることを初めて知りました。 「海路」と「甘露」似ていますが、どちらが先に生まれたの?日刊☆こよみのページ スクラップブック