日刊☆こよみのページ スクラップブック
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【鬼の霍乱】(おにの かくらん)
いつもは極めて壮健な人が病気になることのたとえ。
《広辞苑・第五版》
「○○さんが風邪をひいたって? 鬼の霍乱とはこのことだね」
といった言葉を聞くことがあります。
鬼のように丈夫な者でも時には病気になるということです。
「霍乱(かくらん)」の意味は辞書には
【霍乱】(かくらん)
暑気あたりの病。
普通、日射病を指すが、古くは吐瀉病も含めて用いた。夏の季語
とあります。てっきり目眩くらいの意味かと思っていましたが、そうではな
かったのですね。
昨日の朝からなんだか喉の調子が良くありませんでした。いがらっぽい。
夜になるといがらっぽいから、喉がちょっと痛いと症状が進みました。
そして一夜明けると、喉の痛みは更に激しくなって声が出ない。唾も飲み込
むのが困難。おまけに頭痛がするし鼻水が出るし、関節も痛い。風邪です。
11月最後の日曜日、こよみのページとしては月替わりには更新しなければな
らないページもあり、年替わりの準備もあり、いろいろ忙しいはずですが、
こんな時に限って・・・。
私の風邪も周りから見るときっと
鬼の霍乱
と見えることでしょう。
「本当は意外に病弱なんだよ」と言ってもあまり説得力はなさそうです。
でも本当は・・・。
鬼の霍乱でした。
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