日刊☆こよみのページ スクラップブック
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【泥縄】(どろなわ)
(泥棒を捕らえて縄をなう意)
事が起こってからあわてて用意をすることのたとえ。「泥縄式」
《広辞苑・第六版》
「計画的」という言葉が頭から抜け落ちている私なので、いろいろなことを
泥縄式に進めることが多いです。
計画的に物事を進められるように、その姿勢を正すのが最良なのかも知れま
せんが、それはなかなか出来そうも無い。ではどうするのか?
その結果、身につけたのが
「○月×日までに、△△を実行します!」
と公言してしまうこと。
言ってしまうと、否応なしにせざるを得ない。
かくして、「泥縄式は泥縄式なりに物事は進む」というわけです。
考えてみると、こよみのページの種々の活動も、私が身につけた「泥縄式実
行方式」の下に始まったものばかり。
おかげで、締め切りの日辺りになると、
あ、あれを忘れていた。
お、これもしなくっちゃ。
と大忙し。
既に書いたとおり、もちろんこの「泥縄式実行方式」は次善の策。本来はや
はり「計画的実行方式」が望ましいのですが、多分私のずぼらな性格では、
ぐずぐずと「計画」を考えているうちに、実行することも無くお流れになっ
てしまう気がします。
望ましいとは本人も思っていませんが、多分これからも泥棒を捕まえてから
縄をなうことが続きそうです。縄をなっている間、泥棒が大人しくしていて
くれることを祈りつつという危ない橋を渡りながら。
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