■栗名月
本日は旧暦の九月十三日。今晩の月を「十三夜の月」と称して月見をします。
中秋の名月を「芋名月」というのに対してこちらは「栗名月」または、「豆
名月」。その名の通りお供え物も里芋から、栗や大豆に変わります。
中秋の名月は中国から伝来した行事ですが、十三夜の月見は日本独特。中秋
の名月の後におこなわれる月見なので、
「後(あと)の月見」
とも言われます。十三夜の月を眺める行事は宇多法皇(AD897〜931)が九月十
三夜の月を愛で無双と賞したからとも醍醐天皇のとき(延喜十九年 AD919年)
に開かれた観月の宴が風習化したものとも言われます。
旧暦の九月十三日ですから、大体は新暦の十月半ば頃であることが多いので
すが、今年は閏七月が入ったことから大分遅れて新暦の11/3。
こんなに遅いのは珍しいなと思って次にこれより遅い日付の後の月見がある
か調べてみましたが、50年先まで調べても今回を越えるような年はありませ
んでした。やっぱり、珍しいみたいですね(2014年に閏九月があるので、閏
九月の十三夜まで考えれば、この年は11/5までとなりますが)。
中秋の名月は東日本では天気が悪くて見えなかったところが多かったようで
すが、今度のお月見はどうでしょう。
皆さんの「十三夜の月見レポート」をお待ち致します。
では本日のこぼれ話はこれまで。次回をお楽しみに。
(『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
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オリジナル記事:日刊☆こよみのページ 2006/11/03 号
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