日刊☆こよみのページ スクラップブック
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■9/14の雑話
今日の記念日のデータを見ると
◇十字架称賛の日
◇セプテンバー・バレンタイン
◇メンズ・バレンタインデー
◇コスモスの日
といろいろな記念日が並んでいます。
最初に登場する「十字架称賛の日」は、なるほどそんな日だったのかとうな
ずいてしまう記念日ですが、残りの三つはなんだか、2/14,3/14 の仲間、二
匹目のドジョウならぬ、何匹目かのドジョウのような記念日です(さて、何
匹目なのかな?)。
◇3/14 から半年後
9/14は3/14のホワイトデー(更にさかのぼればその一月前はバレンタインデ
ー)から半年後ということで、これと関連した「○○の日」が創設されたよ
うです。
ただ、その内容を見ると女性と男性とではその目に映るホワイトデーから半
年後という節目の日の意味は違っているようです。
・女性から見たホワイトデーから半年後の日
⇒ セプテンバー・バレンタイン
意味:女性から別れ話を持ち出してもよい日
・男性から見たホワイトデーから半年後の日
⇒ メンズ・バレンタインデー
意味:男性の側から積極的に愛を仕掛ける日
男性が女性に下着を贈る日
・両性からみたホワイトデーから半年後の日
⇒ コスモスの日
意味:お互いの愛を確認しあう日
コスモスの日の意味にあるように、「お互いの愛を確認した結果」の答えが
女性からは別れ話を持ち出してもよい日(セプテンバー・バレンタイン)で
あり、男性からは女性に下着を贈る日(メンズ・バレンタインデー)であっ
たと考えると、同じに過ごしたはずの半年の意味が見るものによって正反対
だったりするんだなと、人の世の悲喜劇を見る思いがします(外から見てる
と、大体は喜劇かな?)。
ホワイトデーから半年後の9/14。
さて、こんな悲喜劇がどこかで起こっているかもしれません。
もっとも、セプテンバー・バレンタインにしても、メンズ・バレンタインデ
ーにしても、コスモスの日にしても、もう少し知名度が上がらないと節目の
日として認識してもらえませんね。
本日はホワイトデーから半年後の、知名度の低い各種記念日から思い立った、
どうでもよい暦の雑話でした。
(『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
magazine.std@koyomi.vis.ne.jp までお願いします。)
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