こよみのぺーじ 日刊☆こよみのページ スクラップブック(PV , since 2008/7/8)
■9/14の雑話
 今日の記念日のデータを見ると

 ◇十字架称賛の日
 ◇セプテンバー・バレンタイン
 ◇メンズ・バレンタインデー
 ◇コスモスの日

 といろいろな記念日が並んでいます。
 最初に登場する「十字架称賛の日」は、なるほどそんな日だったのかとうな
 ずいてしまう記念日ですが、残りの三つはなんだか、2/14,3/14 の仲間、二
 匹目のドジョウならぬ、何匹目かのドジョウのような記念日です(さて、何
 匹目なのかな?)。

◇3/14 から半年後
 9/14は3/14のホワイトデー(更にさかのぼればその一月前はバレンタインデ
 ー)から半年後ということで、これと関連した「○○の日」が創設されたよ
 うです。

 ただ、その内容を見ると女性と男性とではその目に映るホワイトデーから半
 年後という節目の日の意味は違っているようです。

 ・女性から見たホワイトデーから半年後の日
   ⇒ セプテンバー・バレンタイン
  意味:女性から別れ話を持ち出してもよい日

 ・男性から見たホワイトデーから半年後の日
   ⇒ メンズ・バレンタインデー
  意味:男性の側から積極的に愛を仕掛ける日
     男性が女性に下着を贈る日
     
 ・両性からみたホワイトデーから半年後の日
   ⇒ コスモスの日
  意味:お互いの愛を確認しあう日

 コスモスの日の意味にあるように、「お互いの愛を確認した結果」の答えが
 女性からは別れ話を持ち出してもよい日(セプテンバー・バレンタイン)で
 あり、男性からは女性に下着を贈る日(メンズ・バレンタインデー)であっ
 たと考えると、同じに過ごしたはずの半年の意味が見るものによって正反対
 だったりするんだなと、人の世の悲喜劇を見る思いがします(外から見てる
 と、大体は喜劇かな?)。

 ホワイトデーから半年後の9/14。
 さて、こんな悲喜劇がどこかで起こっているかもしれません。

 もっとも、セプテンバー・バレンタインにしても、メンズ・バレンタインデ
 ーにしても、コスモスの日にしても、もう少し知名度が上がらないと節目の
 日として認識してもらえませんね。

 本日はホワイトデーから半年後の、知名度の低い各種記念日から思い立った、
 どうでもよい暦の雑話でした。

  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
   magazine.std@koyomi.vis.ne.jp までお願いします。)
こよみのぺーじ 日刊☆こよみのページ スクラップブック