戌の日と帯祝
■帯祝い
妊娠5ヶ月に入った頃に安産を祝って妊婦のお腹に岩田帯をつける行事を帯祝い(おびいわい)と言います。
地域によっては、3,5,6,7ヶ月など行う時期が異なるところもあります。
■岩田帯
正式な岩田帯は紅白の絹二筋と白木綿。子供の成長を祈って七尺五寸三分(七五三)とすると言われます。
帯は妊婦の実家から送ることが一般的。岩田帯(いわたおび)と呼ぶのは斎肌帯(いはだおび)が由来といわれます。「斎」は物忌みの意味といわれます。
なお、このような腹帯をつける習慣は日本だけで、中国や韓国にも無いものだそうです。
■戌の日
十二支を年に配して生まれ年などを呼び(寅年など)ますが、日付に関しても十二支は配され、12日に一度「戌(いぬ)の日」があります。
犬は安産であることから、これにあやかるために戌の日に安産祈願を行うようになったと言われます。
また、犬は外敵から人を守ってくれるもののシンボルとも考えられ、胎児を魔から守る呪術的意味合いもあるとも言われます。
戌の日の日付はこちらで調べられます。
■戌の日と水天宮
安産に霊験があるとして有名な神社は、東京都中央区の水天宮。江戸の時代から有名で、戌の日には参拝者で賑わうそうです。
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