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| 誕生星座は誕生日に見える? | |||||||||||||
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かつて、「天文少年」であった作者は、たまに頼まれて観望会(望遠鏡で惑星や星雲をみる会)を開くことがあります。その中でこんなことを頼まれることがあります。
8月生まれなので、獅子座なんですが、どれが獅子座なのか教えてください。
この会話は、星占いの「誕生星座」はよく知っていても実際に星空を見たことがない人が多いことから発生するのですが、さて答えはどれでしょうか? 間違いはいったい何か、それがわかれば答えもわかりますね。 まず誕生星座というものですが、これは太陽が1年をかけて星星の間を通る道筋「黄道」に沿って並んだ12の星座のことです。ここには「おひつじ座」「おうし座」・・・「うお座」といった具合に動物の名前が付いたものが多いので黄道十二獣帯とも呼ばれます(おとめ座まで「獣」はひどい?)。 黄道十二獣帯の各星座がいつ頃に見えるか、季節によってざっと3つづつに分けてみると以下のようになります。
上の表を見ながら、観望会での会話を思い出してみてください。しし座は春(それも冬の終わりから春の始めの時期)の深夜に真南に見える星座です。夏の観望会というと7月から8月くらいですから、しし座が夜空に見える時期から考えると5〜6ヶ月時期がずれています。夏の時期はしし座は昼の空にある(空が明るいので見えませんけど)ので夜間に見ることはできません。ということで正解は一番最後の答えでした。 誕生星座といわれるものは、以上のように「誕生日」前後の夜に見ることはできません。夜に見えるようになるのは誕生日から3ヶ月くらい後でしょうか(夕方に東の空から上ってきます)。
さて、右の図は月ごとに真夜中の南の空に見える星座を示したものです。その時期に夜空に見える星座は、「月」に示された星座を中心にした5〜6星座だと思ってください(目安です)。この図を参考にして夏に「君の生まれたしし座を見に行こう」なんて間の抜けた会話をしないようにしてください(後はプラネタリウムに誘うか?)。 | |||||||||||||
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