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★☆★☆★ 【日刊☆こよみのページ】2025/12/14 号 (No.7015) ★☆★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼▽▼ 今日一日のデータをまとめてチェック! 一日の始まりは 『日刊☆こよみのページ』 ▲△▲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お早うございます。本日の暦データを配信致します。 【本日のヨミドコロ】 講談やドラマで語られる赤穂義士討ち入り。 本日は旧暦・不定時法・月齢という暦の要素から、 史実としての討ち入りの夜を静かに振り返って見ます。 読┃み┃物┃・┃目┃次┃ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛ □暦のこぼれ話 ・・・ 赤穂義士討ち入りの日 □Web こよみのページ情報 □隅掘り隊通信 □埋め草の記 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ◇バックナンバー閲覧と、読者登録は ⇒ https://koyomi8.com/cgi/magu/ 日刊☆こよみのページへのご意見・ご感想そして、質問などは、 ・Email koyomi8kanri@gmail.com をご利用下さい。 ・お月様好きの方は、姉妹メルマガ「お月様のお知らせメール」もチェック ⇒ https://www.mag2.com/m/0001281490 ◇「こよみのページ」の公式 X https://x.com/k_koyomi 非公式 X https://x.com/k_koyomi37 もよろしく! ◆◇ ご支援お願いします ◇◆ 「こよみのページ」運営のための寄付をお願いしております。 詳しくはこちらをご覧下さい ⇒ https://koyomi8.com/donation.html ◆~日刊☆こよみのページへの広告・お知らせ等の掲載を希望なさる方は~◆ こちらをご覧下さい https://koyomi8.com/cgi/magu/publicity_sample.html =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ 令和 7年 12月 14日 の暦 ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 西暦 2025年 12月 14日 [月の] 第3週 第2日曜 [年の] 348日目 残り 18日 旧暦 10月(大) 25日 (仏滅) ユリウス通日 2461023.5 (日本時 9時の値) 暦と時節 二十四節気 大雪 (12/7 ~ 12/21) 七十二候 熊穴にこもる (12/12 ~ 12/16) ■今日と明日の日干支と主な暦注 ◆今日(12/14)のデータ 六曜 仏滅 [ぶつめつ] 大悪日.万用ゆべからず 日干支 丁巳 [ひのとのみ] 十二直 執 [とる] 小吉.婚礼,種まき,造作吉.金銭収納凶 二十八宿 房 [ぼう] 大吉.婚礼,旅行,神事,造作大吉 二十七宿 亢 [こう] 結納,婚礼,種まき,縫製吉.造作は凶 日家九星 七赤金星 [しちせききんせい] ◇主な暦注 十死日 [じゅうしにち] 天殺日ともいう.受死日に次ぐ凶日 重日 [じゅうにち] 慶事ますます吉,凶事ますます凶 復日 [ぶくにち] 慶事ますます吉,凶事ますます凶 ◆明日(12/15)のデータ 六曜 大安 [たいあん] 大安吉日なり.万事よし 日干支 戊午 [つちのえうま] 十二直 破 [やぶる] 大凶.訴訟,交渉事は吉.造作,移転,慶事凶 二十八宿 心 [しん] 神事,仏事,移転,旅行吉.造作大凶 二十七宿 氏 (※氏+一)[てい] 婚礼,移転,種まき吉.造作,着初め凶 日家九星 六白金星 [ろっぱくきんせい] ◇主な暦注 八専間日 [はっせんまび] 八専期間中の例外日.この日は障り無し 大明日 [だいみょうにち] 大吉日 神吉日 [かみよしにち] (神よし)とも書く.神事に吉 血忌日 [ちいみにち] 鍼灸,刑戮等血を見る事柄は凶 天火日 [てんかにち] 棟上げ,家屋修造等凶 狼藉日 [ろうじゃくにち] 凶日 参照:https://koyomi8.com/sub/rekicyuu.html (暦注計算) ■誕生花と花言葉 ◆今日(12/14) の誕生花 クリスマスパレード 孤独 コトネアスター 変わらぬ愛情 マツ(松) 不老長寿 ◆明日(12/15) の誕生花 ボケ(木瓜) 平凡・退屈 カトレア 成熟した魅力・美しい人 バラ(薔薇)<赤> 愛情 参照:https://koyomi8.com/cgi/today/bflower.php (今日の誕生花) ■今日の記念日 ◇赤穂義士祭、吉良祭 1702年(元禄15年)12月14日は赤穂浪士による吉良邸打ち入りの日。 江戸本所松坂町にあった吉良邸の一部は現在松坂公園となり、毎年この 日は元禄市でにぎわう。午前中は義士祭、午後は吉良祭が行われる。 ◇南極の日 1911年(明治44年)にノルウェー探検家、アムンゼンが世界で初めて南極 点に達した日。 参照:https://koyomi8.com/cgi/today/today.php (今日は何の日) ■各地の日出没 ( 計算地: 札幌/仙台/東京/大阪/岡山/福岡/那覇 ) ◆札幌 (12/14) 日出 6時58分(122度) 日没 16時 0分(238度) 昼 時間 9時間 3分 月出 1時14分(100度) 月没 12時26分(256度) 正午月齢 23.8 ・札幌 (12/15) 日出 6時58分(122度) 日没 16時 1分(238度) 昼 時間 9時間 2分 月出 2時17分(108度) 月没 12時45分(249度) 正午月齢 24.8 ◆仙台 (12/14) 日出 6時44分(119度) 日没 16時17分(241度) 昼 時間 9時間32分 月出 1時11分( 99度) 月没 12時33分(257度) 正午月齢 23.8 ・仙台 (12/15) 日出 6時45分(119度) 日没 16時17分(241度) 昼 時間 9時間32分 月出 2時10分(106度) 月没 12時56分(251度) 正午月齢 24.8 ◆東京 (12/14) 日出 6時42分(118度) 日没 16時29分(242度) 昼 時間 9時間47分 月出 1時14分( 99度) 月没 12時41分(258度) 正午月齢 23.8 ・東京 (12/15) 日出 6時43分(118度) 日没 16時29分(242度) 昼 時間 9時間46分 月出 2時12分(106度) 月没 13時 6分(251度) 正午月齢 24.8 ◆大阪 (12/14) 日出 6時56分(118度) 日没 16時48分(242度) 昼 時間 9時間52分 月出 1時30分( 99度) 月没 12時59分(258度) 正午月齢 23.8 ・大阪 (12/15) 日出 6時57分(118度) 日没 16時49分(242度) 昼 時間 9時間52分 月出 2時27分(106度) 月没 13時25分(251度) 正午月齢 24.8 ◆岡山 (12/14) 日出 7時 2分(118度) 日没 16時55分(242度) 昼 時間 9時間53分 月出 1時37分( 99度) 月没 13時 6分(258度) 正午月齢 23.8 ・岡山 (12/15) 日出 7時 3分(118度) 日没 16時56分(242度) 昼 時間 9時間52分 月出 2時34分(106度) 月没 13時32分(251度) 正午月齢 24.8 ◆福岡 (12/14) 日出 7時14分(118度) 日没 17時12分(242度) 昼 時間 9時間58分 月出 1時51分( 99度) 月没 13時21分(258度) 正午月齢 23.8 ・福岡 (12/15) 日出 7時15分(118度) 日没 17時12分(242度) 昼 時間 9時間58分 月出 2時47分(106度) 月没 13時48分(252度) 正午月齢 24.8 ◆那覇 (12/14) 日出 7時 8分(116度) 日没 17時40分(244度) 昼 時間 10時間32分 月出 1時57分( 98度) 月没 13時40分(259度) 正午月齢 23.8 ・那覇 (12/15) 日出 7時 9分(116度) 日没 17時40分(244度) 昼 時間 10時間31分 月出 2時49分(104度) 月没 14時10分(253度) 正午月齢 24.8 ※ 出没時刻後の()は出没方位(北:0→東:90→南:180→西:270→北:360度) 参照:https://koyomi8.com/sub/sunrise.html (日出没計算) https://koyomi8.com/sub/moonrise.html (月出没計算) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ ほぼ週刊 『暦のこぼれ話』 ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- □赤穂義士討ち入りの日 私が若いころ(結構大昔か?)には師走の半ばとなると赤穂浪士討ち入りに まつわる映画やTVドラマが流れていたものです。 講談風にいえば 元禄十五年極月十四日 極月は12月の異称ですので、この日付は12/14となります。ということで、 本日がこの日にあたりますので、この討ち入りにまつわる話として討ち入り の日の月や太陽の様子を考えてみました。 現在は赤穂浪士という呼び名が定着しているようですが、これは大佛次郎の 小説「赤穂浪士」(昭和 4年)がTVドラマ化されて定着したものといわれ、 それ以前は赤穂義士という呼び名が普通だったようです。 元禄十五年十二月十四日は新暦で表すと1703/1/30に当たります。 ただ、討ち入りの時刻は「寅の刻」となっていますから、日付は変わって翌 日十二月十五日(新暦では1703/1/31)という日付のはずです。 寅の刻という時刻ですが、本来「寅の刻」といえば暦で用いる定時法の時刻 の表し方であって、現在の時刻では午前3時~5時の間となります。ただ、こ の当時は普通に用いられていた時刻は明け六ッ、暮れ六ッを基準とする不定 時法でしたので、これと混同していた可能性もあり、もし不定時法で考えた とするとこの時刻は午前4時頃~6時10分頃となります(これだと、少し遅す ぎるかな?)。 まあ、大体午前4時頃の討ち入りと考えてよいでしょうか。 旧暦で十四日ですから、小望月ということになります。 TVなどでは雪の降る中での討ち入りになっていますが、これは「仮名手本忠 臣蔵」に書かれた情景で脚色。実際はよく晴れて寒い夜だったようです。 晴れていたとすれば日付から考えると月が明るい晩だったはずですが、試し にこの日の東京(江戸)での月と太陽の様子を調べてみると、 月出 14:34 , 月没 05:15 , 月齢 13.2 日出 06:43 ということで、満月に近いことは近いですが、討ち入りの時刻には月は大分 西の空の低いところに在って、月齢から想像するほどには、「明かり」とし ての効果はなかったかもしれません。 吉良上野介の首級をあげた時刻はというと「卯の刻」。 卯の刻は定時法では午前5~7時、不定時法で考えると午前6時10分頃~8時頃 となります。どちらを考えても、首級をあげて引き上げるころには空が白ん でいたことは間違いなさそうです。 当時の人々は、明け六ッ頃から起き出して活動を始めていたようですので、 赤穂義士たちが引き上げる様子を目にした人も多かったでしょう。きっと、 「何事が起こった!?」と驚いたことでしょう。 ◇赤穂義士祭 ちなみに、この討ち入りにまつわる行事として、新暦の12/14 に東京都港区 泉岳寺、兵庫県赤穂市大石神社などで赤穂義士祭が行われます。 お近くの方は、足を運んで見ませんか? ※赤穂義士祭 ・泉岳寺(東京都港区) https://sengakuji.or.jp/event/akougishi.html ・兵庫県赤穂市 https://www.city.ako.lg.jp/kensetsu/kankou/matsuri/gishisai122.html (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、 koyomi8kanri@gmail.com までお願いします。) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ★ ■■■ 連絡&お知らせコーナー ■■■ ★ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ■Web こよみのページ情報 (https://koyomi8.com/) ◇暦と天文の雑学に「十二月十二日の逆さ札」を追加 ・十二月十二日の逆さ札 http://koyomi8.com/reki_doc/doc_1590.html 一昨日、日刊☆こよみのページの暦のこぼれ話に書いた、「十二月十二日の 逆さ札」、好評だったので(私の周りの狭い範囲で)、ほぼそのままの形で Webこよみのページの「暦と天文の雑学」に追加しました。 そのままの形といっても、Web用ということで、挿絵など追加していますの で、雰囲気が変わっていると思いますので、お暇があれば(&隅掘り活動の ため)にお立ち寄りいただければ幸いです。 今回の話は、日付に関係する俗信の類いですが、こうした話もそれなりに楽 しい暦の話ですので、今後も気になるものがあれば採り上げていこうと思い ます。 ■隅掘り隊通信 (誤字脱字のご連絡は koyomi8kanri@gmail.com まで) ◇12/13号、暦のこぼれ話 > 煤払いに【は、】竹竿の先に藁をくくりつけた掃除道具には →煤払いに【用いる】竹竿の先に藁をくくりつけた掃除道具には > 二日以降は星宿を順に数えるという方式を採用しています。【暦の計算 > 方式です(この撰日方式は「月切(つきぎり)」と呼ばれます)。つ > まり、旧暦の月毎に順番が変わる方式です】 →二日以降は星宿を順に数えるという方式を採用しています。【つまり、 →旧暦の月毎に順番が変わる方式です。(この撰日方式は「月切(つき →ぎり)」と呼ばれます)】 ◇12/13号、埋め草の記 > 数値の意味などきちんと考えてもいないのに【目がとまる】のか →数値の意味などきちんと考えてもいないのに【なぜ目がとまる】のか > 人間の能力について【考えていた、】気がつきました →人間の能力について【考えていたら、】気がつきました > みなさんの「不思議な能力」の【発動しなくなったのか】 →みなさんの「不思議な能力」の【発動しなくなった】 ⇒サガ隊員、六木助隊員、いたち隊員からの報告でした。 久々に豊作で嬉しいです(喜んではいけないか)。 隊員の皆さん、報告有り難うございました。またの活躍を期待します。 ■埋め草の記 (「編集後記」のようなもの) 本日は12/14ということで、赤穂義士の討ち入りの話を採り上げました。 この中で、現在は「赤穂浪士」がよく使われるけれども昔は「赤穂義士」と 書いております。これを書きながら頭に浮かんでいたのは 講談 赤穂義士銘々伝 でした。 以前、寄席で神田松鯉先生の講釈で『赤垣源蔵 徳利の別れ』(赤穂義士銘 々伝の一話)を聴いて、大好きになってしまいましたので。 地方だと生で講談を聴くことができないのですが、ネット配信をしてくれる 寄席小屋もあるので、そうしたものを拾って楽しませて戴いております。 (講談はもっぱら、末○亭の配信サービスのお世話になっています)。 討ち入りの日。折角ですから、赤穂義士銘々伝から何か選んで、聴いてみよ うかなと思います。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ■■ 【日刊☆こよみのページ】(まぐまぐID: 0000210127) ■■ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- ☆ご意見・ご感想・質問送付先E-mail: koyomi8kanri@gmail.com バックナンバー参照、メルマガ登録・解除 https://koyomi8.com/cgi/magu/ ★「日刊☆こよみのページ」に広告等の掲載条件については、 https://koyomi8.com/cgi/magu/publicity_sample.html をご覧下さい。 ★ ☆発行者について かわうそ@暦 (https://koyomi8.com/ こよみのページ作者)です。 プロフィール ⇒ https://koyomi8.com/msuzuki.html ★Web こよみのページもよろしく! https://koyomi8.com/ (携帯版・今日の暦は https://koyomi8.com/i/ ) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
