殿堂入りメールマガジン 日刊☆こよみのページ 【日刊☆こよみのページ】
アーカイブ
こよみのぺーじ
こよみのぺーじ
メルマガ登録・解除 ID: 0000210127
日刊☆こよみのページ
   
powered by まぐまぐトップページへ

■バックナンバー 
 日付で指定
 (最新版はメールマガジンでお読みください)
■読み物スクラップブック こぼれ話 / コトノハ

★☆★☆★ 【日刊☆こよみのページ】2025/11/07 号 (No.6979)  ★☆★☆★
     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ▼▽▼ 今日一日のデータをまとめてチェック!
        一日の始まりは 『日刊☆こよみのページ』 ▲△▲
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 お早うございます。本日の暦データを配信致します。

【本日のヨミドコロ】
 立冬を迎え、暦の上では冬。けれど季節の長さは意外にも均等ではありませ
 ん。今日の『暦のこぼれ話』は、四季の長さを比べてみる話です。

読┃み┃物┃・┃目┃次┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛
□暦のこぼれ話 ・・・ 暦の上の季節の長さ(2025)
□埋め草の記

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
◇バックナンバー閲覧と、読者登録は ⇒ https://koyomi8.com/cgi/magu/
 日刊☆こよみのページへのご意見・ご感想そして、質問などは、
 ・Email  koyomi8kanri@gmail.com をご利用下さい。
 ・お月様好きの方は、姉妹メルマガ「お月様のお知らせメール」もチェック
  ⇒ https://www.mag2.com/m/0001281490

◇「こよみのページ」の公式 X https://x.com/k_koyomi
 非公式 X https://x.com/k_koyomi37 もよろしく!

◆◇ ご支援お願いします ◇◆
 「こよみのページ」運営のための寄付をお願いしております。
 詳しくはこちらをご覧下さい ⇒ https://koyomi8.com/donation.html

◆~日刊☆こよみのページへの広告・お知らせ等の掲載を希望なさる方は~◆
こちらをご覧下さい https://koyomi8.com/cgi/magu/publicity_sample.html
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
★      ■■■ 令和  7年 11月  8日 の暦 ■■■       ★
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
西暦 2025年 11月  8日  [月の] 第2週 第2土曜  [年の] 312日目 残り  54日
旧暦   9月(大) 19日 (先負)
ユリウス通日 2460987.5 (日本時 9時の値)

暦と時節
 二十四節気 立冬 (11/7 ~ 11/21)
 七十二候  椿開き始む (11/7 ~ 11/11)

■今日と明日の日干支と主な暦注
◆今日(11/8)のデータ
 六曜   先負 [せんまけ] 朝~昼は悪し.昼過ぎ~夕まで障りなし
 日干支  辛巳 [かのとのみ]
 十二直  破  [やぶる] 大凶.訴訟,交渉事は吉.造作,移転,慶事凶
 二十八宿 柳  [りゅう] 造作に凶.葬儀を行えば不幸が重なる
 二十七宿 井  [せい] 神事,種まき吉.衣類裁断は離婚に至
 日家九星 七赤金星 [しちせききんせい]

 ◇主な暦注
  天恩日 [てんおんにち] 慶事に大吉日.凶事は慎むこと
  重日   [じゅうにち] 慶事ますます吉,凶事ますます凶

◆明日(11/9)のデータ
 六曜   仏滅 [ぶつめつ] 大悪日.万用ゆべからず
 日干支  壬午 [みずのえうま]
 十二直  危  [あやぶ] 大凶.酒造りだけは吉.他は全て凶
 二十八宿 星  [せい] 療養の始め,馬乗りなどに吉.婚礼,葬儀は凶
 二十七宿 鬼  [き] 最大吉.万事に大吉.鬼宿日と呼ばれる
 日家九星 六白金星 [ろっぱくきんせい]

 ◇主な暦注
  大明日 [だいみょうにち] 大吉日
  天恩日 [てんおんにち] 慶事に大吉日.凶事は慎むこと
  神吉日 [かみよしにち] (神よし)とも書く.神事に吉
  復日   [ぶくにち] 慶事ますます吉,凶事ますます凶
 参照:https://koyomi8.com/sub/rekicyuu.html (暦注計算)

■誕生花と花言葉
◆今日(11/8) の誕生花
 パフィオペディラム 変わりやすい愛情
 フジバカマ(藤袴) 躊躇・あの日のことを思い出す
 ダイモンジソウ(大文字草) 自由

◆明日(11/9) の誕生花
 ツルウメモドキ(蔓梅擬) 強運
 マネッチア      たくさん話しましょう

 参照:https://koyomi8.com/cgi/today/bflower.php (今日の誕生花)

■今日の記念日
 ◇レントゲンの日
  1895(明治28)年、ドイツの物理学者・レントゲンがX線を発見した。
  レントゲンは、真空管に高電圧をかけて実験をしている時に、真空管の
  外に置かれた蛍光紙が明るく光ることに気づいた。この光は真空管と蛍
  光紙の間に1000ページもの厚さの本を置いても透過した。レントゲンは
  「正体不明」という意味でこの光を「X線」と名附けた。

 ◇薬師縁日
  薬師如来の縁日(毎月8日)

 ◇ボイラーデー
  日本ボイラ協会が制定。

 ◇いい歯の日
  日本歯科医師会(日歯)が制定。 「いい(11)は(8)」の語呂合せ。

 ◇八ヶ岳の日
  八ヶ岳を愛する人々が結成した「八ヶ岳の日制定準備委員会」が制定。
  「いい(11)やつ(8)」の語呂合せ。

 (以下にも多数の記念日有り。続きは↓のサイトでどうぞ)
 参照:https://koyomi8.com/cgi/today/today.php  (今日は何の日)

■各地の日出没 ( 計算地: 札幌/仙台/東京/大阪/岡山/福岡/那覇 )
 ◆札幌 (11/ 7)
  日出  6時16分(112度) 日没 16時20分(248度) 昼 時間 10時間 4分
  月出 17時 9分( 52度) 月没  8時24分(307度) 正午月齢 16.6
 ・札幌 (11/ 8)
  日出  6時17分(112度) 日没 16時19分(248度) 昼 時間 10時間 1分
  月出 18時 8分( 50度) 月没  9時42分(310度) 正午月齢 17.6

 ◆仙台 (11/ 7)
  日出  6時 8分(110度) 日没 16時31分(250度) 昼 時間 10時間23分
  月出 17時30分( 55度) 月没  8時 7分(304度) 正午月齢 16.6
 ・仙台 (11/ 8)
  日出  6時 9分(111度) 日没 16時30分(249度) 昼 時間 10時間21分
  月出 18時30分( 53度) 月没  9時23分(307度) 正午月齢 17.6

 ◆東京 (11/ 7)
  日出  6時 8分(109度) 日没 16時41分(250度) 昼 時間 10時間32分
  月出 17時45分( 56度) 月没  8時 3分(302度) 正午月齢 16.6
 ・東京 (11/ 8)
  日出  6時 9分(110度) 日没 16時40分(250度) 昼 時間 10時間31分
  月出 18時46分( 54度) 月没  9時18分(305度) 正午月齢 17.6

 ◆大阪 (11/ 7)
  日出  6時23分(109度) 日没 16時59分(251度) 昼 時間 10時間36分
  月出 18時 6分( 57度) 月没  8時17分(302度) 正午月齢 16.6
 ・大阪 (11/ 8)
  日出  6時24分(110度) 日没 16時58分(250度) 昼 時間 10時間34分
  月出 19時 7分( 55度) 月没  9時32分(305度) 正午月齢 17.6

 ◆岡山 (11/ 7)
  日出  6時30分(109度) 日没 17時 6分(251度) 昼 時間 10時間36分
  月出 18時13分( 57度) 月没  8時24分(302度) 正午月齢 16.6
 ・岡山 (11/ 8)
  日出  6時31分(110度) 日没 17時 5分(250度) 昼 時間 10時間35分
  月出 19時14分( 55度) 月没  9時38分(305度) 正午月齢 17.6

 ◆福岡 (11/ 7)
  日出  6時42分(109度) 日没 17時22分(251度) 昼 時間 10時間40分
  月出 18時31分( 57度) 月没  8時36分(302度) 正午月齢 16.6
 ・福岡 (11/ 8)
  日出  6時43分(109度) 日没 17時21分(250度) 昼 時間 10時間38分
  月出 19時32分( 56度) 月没  9時50分(304度) 正午月齢 17.6

 ◆那覇 (11/ 7)
  日出  6時42分(108度) 日没 17時44分(252度) 昼 時間 11時間 2分
  月出 19時 4分( 60度) 月没  8時26分(299度) 正午月齢 16.6
 ・那覇 (11/ 8)
  日出  6時42分(108度) 日没 17時43分(252度) 昼 時間 11時間 1分
  月出 20時 7分( 58度) 月没  9時38分(302度) 正午月齢 17.6

 ※ 出没時刻後の()は出没方位(北:0→東:90→南:180→西:270→北:360度)
 参照:https://koyomi8.com/sub/sunrise.html  (日出没計算)
    https://koyomi8.com/sub/moonrise.html (月出没計算)
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
★      ■■■  ほぼ週刊 『暦のこぼれ話』 ■■■     ★
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
■暦の上の季節の長さ(2025)
 立冬の日であった昨日は、冬の始まりらしい話として「三冬」の話を書いて
 しまいました(コトノハコーナーで)。でも立冬について、まだ書きたいこ
 とがあります。とはいえ

  「でも、二日続けて『立冬』の話もな」

 とも思いますので、本日はちょっとだけ捻って

  「立冬を含む四立で区切られた季節の長さ比較でもしてみるか」

 ということで、本日の暦のこぼれ話は季節の日数比較の話となりました。

◇四立(しりゅう)と季節
 「暦の上での冬の始まり」といえば立冬があります。
 立冬は「冬立つ」という意味の言葉です。
 「立つ」は「出立」と同じ「立つ」で始まりを意味します。

 立冬と同じく他の季節にもそれぞれが始まる日に立春、立夏、立秋があり、
 この「立つ」四つをまとめて四立(しりゅう)と呼びます。

 四立はそれぞれ二十四節気の一つで、冬至・春分・夏至・秋分(これを「二
 至二分」とか「二分二至」といいます)のそれぞれ中間に置かれています。

◇四季の日数
 さて、暦の上での季節の始まりが四立だとすると、それぞれの「立」の間の
 日数が暦の上での季節の日数となります。

 普通に考えれば四季のそれぞれの長さは同じで、一年の 1/4ずつとなると思
 われますが、さてどうでしょう。
 今年(2025年)の立春から来年(2026年)の立春までの間の日数を確かめて
 みましょう。まずはそれぞれの「立」の日付と時刻を調べてみましょう。

  立春 2025/02/03(23時)・・・ 春 90.7日(24.8%)
  立夏 2025/05/05(15時)・・・ 夏 94.0日(25.7%)
  立秋 2025/08/07(15時)・・・ 秋 91.9日(25.2%)
  立冬 2025/11/07(13時)・・・ 冬 88.7日(24.3%)
  立春 2026/02/04( 5時)・・ 一年365.3日

 立春の日付の後に「春 90.7日(24.8%)」とあるのは、立春から立夏までの
 期間、つまり「春」の期間が90.7日で、この期間が 1年の24.8% であるとい
 う意味です。

 四季が均等な長さだとするならそれぞれの長さは 1/4の25% で91.3日となる
 はずですが違っています。最長は夏で94.0日、最短は冬の88.7日。その差は
 5.3日あり、均等ではありません。

◇四季の長さが異なる理由
 四季の長さが異なる理由は、現在の二十四節気の計算方式にあります。

 二十四節気は、月(天体の)の満ち欠けの周期に基づいて暦の月、暦月を区
 切った太陰暦では、暦月と季節の関係が崩れてしまう問題を解決するために
 考え出された仕組みでした。

 ※二十四節気の成り立ちと、暦月との関係について知りたい方は、次の参考
  記事をお読みください。
  ・二十四節気の誕生 http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0130.html

 この二十四節気の計算方式は、二つの方式があります。

  ・恒気(こうき)、または平気(へいき)と呼ばれる方式
  ・定気(ていき)、または実気(じっき)と呼ばれる方式

 の二つです。前者の恒気は日数によって二十四節気を分割する方式、後者の
 定気は太陽が一年かけて巡る天球上の道筋である「黄道」を角度によって分
 割する方式です。

 日数による分割方式というのはどういうものかと言えば、一年の日数を単純
 に24分割して二十四節気の長さを決める方式です。この方式では

  一年の長さ÷ 24 = 365.3 ÷ 24 ≒ 15.2日

 と一定の長さになります。今日の話題である四季それぞれの長さはこの15.2
 日の6倍(1/4 = 6/24)の91.3日で季節毎に変化することがありません。
 これが日数による分割法、恒気法です。

 これに対してもう一つ、角度によって二十四節気を決定する方式は、太陽が
 一年かけて天球を移動する道筋である「黄道」の全周の角度、360°を24等
 分した15°の角度を太陽が移動する間を一つの節気の長さとします。

 この方式でも、一年をきちんと24等分出来ているので問題ないはずですが、
 実は一つ問題があります。それは太陽の動く速さが常に一定ではないという
 ことです。

 分かりやすくいうと、道路に等間隔に目印を付けて、その道路を車で走って
 それぞれの目印通過の時間を計るようなものです。この車は常に一定の速度
 で走行しているのではなく、あるときは時速60km/hで、あるときは50km/hで
 走行しているとすると、目印間を通過する時間は場所によって変わってしま
 う、これが角度によって二十四節気を決定する定気法の問題です。

◇現在の計算方式は定気法
 現在の二十四節気の計算方式は角度によって分割した「定気法」です。この
 ため、既に説明したとおり、二十四節気の節気の期間の長さは長いところと
 短いところがあります。

 こうなってしまう原因は、地球の軌道が円軌道でない(楕円軌道)というこ
 とです。軌道上の地球の動きは、地球と太陽の距離がもっとも近くなる近日
 点を通過する瞬間にもっとも速く、反対に地球と太陽の距離が遠くなる遠日
 点通過の瞬間がもっとも遅くなります。

 動きが速くなる近日点通過はいつ頃かというと、1月の上旬で動きが遅くな
 る遠日点通過は7月の上旬です。このため 1月前後の期間である冬の期間が
 短くなり、7月前後の期間である夏の期間が長くなるのです。

 現在の暦で、この角度による定気法が採用されているのは、江戸時代の終わ
 り頃に作られた日本の最後の太陰太陽暦である天保暦がこの方式を採用して
 いたからです。つまりそれをそのまま踏襲したわけです。

 実は、日本で使われた太陰太陽暦でこの定気法を採用したのはこの天保暦だ
 けです。それ以前はずっと恒気法でした。私としては、ずーっと恒気法を使
 ってくれたら、こんな「暦の上の季節」の日数のアンバランスなんて起こら
 なくてよかったと思うのですが、皆様はどうお考えでしょうか?

◇おまけ
 とある本とその本に書かれた論を鵜呑みにしたまた別の本に

 「19世紀以降の旧暦では夏の期間に閏月が入ることが増え、夏の期間が長く
  なったのは地球温暖化を旧暦が予測しているためだ」

 といったすごい話が書いてありました。悲しいことに、私はどちらの本もう
 っかり買って、うっかり読んでしまいました。最初にこの「論」にふれたと
 きには、「おっ」と声が漏れてしまうくらいビックリしました。

 確かに19世紀半ば以降の旧暦では夏に閏月が入ることが増え、逆に冬の期間
 の閏月の挿入が減っています。こうなると、夏の期間とされる旧暦五~七月
 が3ヶ月でなく4ヶ月になる年が増えるため、夏の期間が延びているように見
 えます。

 ※2025年は閏六月(新暦では7/25~8/22)が挿入されるため、旧暦で夏の暦
  月とされる、四・五・六月に閏六月が加わって4ヶ月となりますので、こ
  の「論」の指す夏の期間が延びた年となります。

 こうした閏月の挿入される季節の不均等は、それ以前の暦には見られない特
 徴なので

  「すわ、地球温暖化の証拠!」

 と飛びついてしまった結果です。
 でも、夏の期間に閏月が増えた理由は地球温暖化の話を持ち出すまでもなく
 暦の仕組みだけで説明できます。

 閏月の挿入を決定するための基本資料である二十四節気の日時の計算方式に
 定気法を用いた暦は天保暦とこれを踏襲した、現在の「いわゆる旧暦」だけ
 だからです。

 天保暦が使われ始めた年は1844年、つまり19世紀半ばです。だから、19世紀
 半ばから夏の期間の閏月が増えたのです。それだけの話で、地球温暖化の話
 などとは、なんの関係もないのです。

 ちなみに、暦の上の季節の長さの不均等という問題は、暦の欠点として数え
 られるものの一つで、天保暦への改暦において、二十四節気を定気法に変え
 たことには、批判が多いのです(私も批判的な立場です)。

 その「問題」故に、理由もよく分からないまま妄説をいい立てる人が出てき
 てしまうなんて。困ったものですね。

 こんな困った本だったのですが、多分この二冊の本は私が書いた本なんかよ
 り、きっとたくさん売れたと思います。そう考えると、これはちょっぴり悔
 しい話ですね。

  (『暦のこぼれ話』に取り上げて欲しい話があれば、
   koyomi8kanri@gmail.com までお願いします。)
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
★       ■■■ 連絡&お知らせコーナー ■■■       ★
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
■埋め草の記 (「編集後記」のようなもの)
 我が家から直線距離で50m程の山(荒れ放題の里山)の樹の枝が大きく揺れ
 ていました。それも、一本の枝ではなく、離れた場所にある何本かの枝が揺
 れていました。

 何が起こっているのかと目をこらしてみると、揺れている枝に動くものの姿
 が見えました。さらに見ていると、動くものの一つの姿がはっきりと見えま
 した。

 樹に登って、枝から枝へと飛び移る何頭かの猿の姿がそこにありました。
 私の家からは50mほど離れていましたが、その樹に一番近い住宅との距離は
 20mも離れていません。ここは田舎ではありますが、数年前まではこんなこ
 とはさすがにありませんでした。

 今年は山に餌が少なくて、こんな場所まで野生の動物がやってきたのか、そ
 れとも今年に限った話ではなくて、環境が変化して、今後はこうした状況が
 常態化するのか。なんか心配です。
 野生の猿(と鹿・猪・熊など)、怖いですからね。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
■■   【日刊☆こよみのページ】(まぐまぐID: 0000210127)    ■■
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
☆ご意見・ご感想・質問送付先E-mail: koyomi8kanri@gmail.com
 バックナンバー参照、メルマガ登録・解除 https://koyomi8.com/cgi/magu/

★「日刊☆こよみのページ」に広告等の掲載条件については、
  https://koyomi8.com/cgi/magu/publicity_sample.html をご覧下さい。 ★

☆発行者について
 かわうそ@暦   (https://koyomi8.com/ こよみのページ作者)です。
 プロフィール ⇒   https://koyomi8.com/msuzuki.html
★Web こよみのページもよろしく!
 https://koyomi8.com/ (携帯版・今日の暦は https://koyomi8.com/i/ )
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-