冬がそこまで
(2001.11.30[金])
今週初めに訪れた神戸でも、ここ舞鶴でも街路樹の葉は大分寂しくなってきた。 外は雨。残り少なくなった街路樹に朝の雨が光る。 ここしばらく、初冬の舞鶴には珍しく晴天が続いた。虫や、草木には嬉しい雨である。
今週は、コンピュータウィルスの付着したメールがたくさん届き閉口している。おそらく3桁に達する数が届いている。 また、「セキュリティー強化対策」ということで便利な機能のいくつかが「危険な機能」の烙印の元に使用不可能になるのだろう。 ウィルスによる顕在的な被害は馬鹿にならないだろうが、ウィルス騒ぎにより消されてしまう便利な技術がどれだけあるかを考えると、その潜在的な被害は計り知れない。 素早いレスポンスで計算を実行しようと考えて、Javascriptを多用した私のサイトなど、見方によっては「危険な・非常識なサイト」とうつるかも知れない。そうやって、役立つ技術が「危険な技術」と誤認されるのはつらい。
自然界の雪虫は雪国の冬を告げる風物詩である。コンピュータウィルスが人間界の冬の時代を告げるものであったなどと、将来思い出されないように願いたい。
今頃、雨の街では昨日撮した菊の花が、雨の滴に秋の名残をとどめて光りだすころだ。
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ある秋の日に
(2001.11.26[月])
秋という言葉は、もの寂しい雰囲気を秘めているが、秋の実体は彩り豊かな季節である。 秋の七草に数えられる花に示されるごとく秋に咲く花は多い。また晩秋となれば色とりどりの木々の葉をながめることが出来る。 蒼天を背に燃え立つ紅葉など、「鮮やか」という言葉はこのためにあるのかと思えるほど鮮やかな光景である。
この連休は舞鶴でのんびり過ごした。変わったことと言えば、初めてこのHPのユーザーの方と会ったこと。その方は随分前にこの日記で書いた「空家と百日紅」が縁でメール交換をしていた方。いろんな出会いがあるものだ。 舞鶴に立ち寄る機会があるということで待ち合わせして、1時間ほど話して別れた。土曜の昼、快晴だった。
その後、いくつかの用事を済ませ、いつものように道草を喰いながら家へ帰る。 道草の中で、軒先にぶら下がった大根を見つけた。嬉しくなって1枚撮す。これもまた鮮やかな秋の光景。 いろんな出会いが有るものだ。
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天高く馬肥ゆるの秋
(2001.11.20[火])
故事に曰く、天高く馬肥ゆるの秋、と。 そして気がつくと、人間も肥えていた。
遅い夏休みと家内の出産手伝い(?)のため「年次休暇取りまくり」で、その間ごろごろと 「甘酒とケーキの日々」を過ごしていた。結果は現状に如実に現れる。 近頃運動中、足から警告のブザーが聞こえる気がする。
「制限加重を5kg越えています!!!」
やはり。かわうそのはずが、「水辺のたぬき」になりつつあるのだ。 頃は冬、甘酒はおいしく、炬燵の誘惑も強い。このままでは危険な世界に足を踏み入れてしまいそう。 ということで、目標5kgとしてダイエットにつとめることにする。期間は4ヶ月。食事に気をつけ練習に手を抜かないようにしようと、その決意を日記に記録することにした。 (春になったら結果報告?)
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朝と夕
(2001.11.19[月])
| 昨日は地平線から昇る朝日を見た。 兵庫県の東条湖畔からの眺めである。 現自宅のある舞鶴は周囲を山に囲まれているため、こういう光景はなかなか見る機会がない。 雲が多く、楕円形の朝日というわけにはいかなかったが、朝日の色に染まる雲もまたいいものだ。
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舞鶴に戻ったのは夕方。 朝9時から午後の4時頃まで、バドミントンの試合だった。 バドミントンの試合は、体育館で暗幕を降ろして行うため、試合中の天候はわからない。 試合が終わって外へ出ると小雨が降っていた。 試合のあった街から舞鶴へは車で小一時間。今回組んだダブルスのパートナーの車で送ってもらう。 家につく頃、雨は止んで雲間からのぞいた太陽が、葉を落とした木立と電線の向こうに大きな虹を作っていた。 | |
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日の残り
(2001.11.17[土])
小春日、そんな一日だった。
ここ数日、朝夕の冷え込みは厳しい。 街路樹の葉が色づきはじめたと思ったばかりなのに、今日は歩道に散り敷かれていた。
暖かな陽は西に傾き、影が伸びる頃、見上げた空に街路樹が一本、枝をさし伸ばしていた。 色づいたその葉は、暮れようとする小春日の陽の残りを留めていた。
この葉もまもなく枝を離れ、地に落ちる。 葉に残された日の残りはあとどれくらいだろうか。
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夜の川
(2001.11.12[月])
帰り着いたのは、深夜の2時を回った頃。 高速を降りて、抜け道となる川沿いの道に出た。 夜が明ければ月曜の朝。こんな時間では対向車も無い。
| 6時間の運転の疲れと、あと数分で家に着くという安堵感の入り交じった中で、暗い道を走った。 雲があるのか星は見えない。 走る車からは、所々に対岸の街灯の光を映す川面が見える。 闇の中から流れ出す黒い水が、束の間光を映しそしてまた闇の中へと消えて行く。その先は海。 ほんの少し帰りが遅れるが、1枚だけその姿を撮して行こう。 |
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みなさん、ありがとう
(2001.11.11[日])
先週まで居た本宅へ、今週も戻ってきました。今回は土日のみ。 これを書いている時点で既に日曜なので、今日の夜にはまた「自宅」舞鶴に向う予定。 さすがにちょっと疲れ気味。
深夜になり、家族が寝静まったので、作りかけのイスラム暦のページを書いてみたが、眠くなってちっとも進展しない。 ということで、メールチェックだけして無駄な抵抗を止めることにした。
メールチェックをしてみたら、HPをご覧になってくださっている方からの「出産祝い」のメールが入っていた。 今日以前にも何人かからお祝いメールをいただいたし、掲示板にもメッセージをいただけた。
送ってくださったみなさん、ありがとうございます。
と言うことで、これをアップしたら今度こそ本当に寝よう(その前にお風呂へ・・・)
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晩秋の朝
(2001.11.8[木])
いきなり寒くなった。 特に、しばらく暖かな本宅で過ごしていたので、ひとしお身にしみる。 朝の目覚めは「さわやか」という感じではなく、「身震い」とともに訪れる。 これから、ますます寒くなるかと思うと憂鬱である。
慰めといえば、色づいた木々の葉の色。 家から出ようとすると、いつもの竹藪をバックに色づいた楓の木が目に入った。 一瞬、寒さを忘れることが出来る。
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帰りました
(2001.11.4[日])
無事、舞鶴に到着。 高速の最後のトンネルを抜けると、そこは土砂降りの舞鶴でした。 高速を降りてから通った、伊佐津川沿いの道の端のコスモスは、すでに花が終わっておりました。2週間の間に風景が変わりましたね。
さて、明日は早起きの予定なので、ぼちぼち寝る準備に入ります。 それではまた。
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帰ります
(2001.11.3[土])
予定より1週間延びてしまった休みを終了して、今晩舞鶴に向かう予定。 明日の明け方には到着かな? 病院の新生児室の第二子、立命は「もっと、ミルク飲ませろ!」と泣き、家で留守番する長子、知命は口うるさいお父さんにしかられて泣く毎日。どちらもご苦労様。しばらくはゆっくり休んでくれ(と言いつつ来週の週末はまた来る予定だが)。
ついたらまた、不定期のかわうそ日記もせっせと書くように致します。
追伸. 今回実名公開された息子二人、「知命(とものり)」「立命(たつのり)」と読みます。 以後よろしく。 でも、今年「たつのり」と名前をつけたことで、「ジャイアンツファン?」と誤解されております。
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