かわうそ日記 ( 2006年07月 ) | こよみのページ |
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「全国会議すっぽかし市議事件」の?
(2006.7.27[木])
数日前、移動中の車で愛知県半田市市議会議員の全国会議すっぽかし事件のニュースを耳にした。半田市の市議14人と市幹部2名の16名が出席していた全国会議の二日目をすっぽかして旭山動物園他へ出かけていた(たどり着けなかったらしいが)というもの。
上記のサイトには、講演内容やパネルディスカッションの講演者、内容等の情報と、ついでに行政視察4コースの見所を解説したしたページもあるので、このページが消える前にチェックしておいて頂けるとこの会議の様子が想像出来る。 議題の「都市の連携と交流-まちのちからの活用」は議題というより何かのスローガンのようだ。私も仕事で「会議」に連なることがあるが、こうした漠然とした議題は往々にして、話し合う具体的な事柄が無いのにとりあえず会議を開かなくてはいけないといった場合に付けられるものだ。 「夏の北海道を満喫する旅・・・札幌市周辺ガイド」 かと疑いたくなるような二日目の行政視察コースの案内を読むとますますこの会議の中身を疑いたくなる。 普通1000人を越えるような会議なら全体会の他に分科会を設けて、個別の問題に対しては分科会で話し合うなどするものだが、全くその気配なし。 毎年毎年、日本全国から千人規模の議員や役所の幹部が気楽な一泊旅行に出かける口実となる以外にこの会議の存在意義はあるのだろうか。 十数人の議員が会議を抜け出したことの問題より、抜け出しても問題ないようなこんな会議に千人以上もの議員が毎年出かけることの方がよっぽど問題は大きいような気がするが、新聞やTVではこの辺の話は何も取り上げられない。何とも不思議だ。 で、本当にこの 全国都市問題会議 って必要な会議なの? 追記. この時代だから以前の会議の議事録なり報告なりがあるかとネットを検索してみたが、参加した議員の感想めいた記事がいくつか見つかっただけで、きちんとした報告は発見出来なかった。 報告にまとめられるほどの内容が無いから? 追記・その2. 紹介したサイトであるが、最初はてっきり主催者等が作っているサイトだと思っていた。 ところがよく見るとサイトのトップに並んだパンくずリストは、 日通旅行 >大会・学会・イベント会議> 第68回 全国都市問題会議top となっている。「日通旅行」をクリックすると、その名の通り旅行会社のサイト。 要するにこの会議案内は旅行会社のツアーの案内だったんだ。 やはり、 全国の議員さん限定・・・夏の北海道公費旅行プラン ってことだったのかな。 (その後も探したけど、主催者等の作っている公式らしいサイトは発見出来ませんでした)
雨の日の虫たち
(2006.7.24[月])
この間は35℃の青い空を撮していたというのに、ここのところは23℃の雨の空ばかり。
空の色
(2006.7.13[木])
最高気温は35.2℃
夢の値段
(2006.7.6[木])
前回好き嫌いの「嫌い」なものについて書いたので、今回は「好き」なものを書いてみる。 近頃好き嫌いの虫が これ好き!! と大はしゃぎしてくれたのが冒頭の広告。毎日沢山送られてくる広告メールの一つにあったもの。普段は迷惑なだけの広告メールだが、たまにこういう逸品の紹介が載ると思うと、無碍に配信停止には出来ない。 宝くじの当選番号が、きちんと作られたサイコロやぐるぐる回る回転板に突き刺さるトリック無しの矢によって決定されているとしたなら、 いくら 過去のデータを解析、分析して も 理論的に数字を予想する ことは 最新のコンピューター だろうが何だろうが出来ない て言うのが確率ってものだが、それにも関わらずこんなとんでもない製品が作られていて、それなりに売れている(?)と考えたら、なんだか世の中が楽しく思えてしまう。 0~9までの数字から1つをランダムに選びこれを並べたとする。その結果が、 (A) 3,9,1,2,2,1 (B) 0,1,2,3,4,5 となったとすると、さて、(A),(B)の系列で次に現れる数はいくつだろうか? (A)はよくわからないけど、(B)だと次は 6 かな。 もしこういった予測が成り立つなら「過去のデータを分析」してみる価値もあるだろうが、本当にこれがランダムに選び出された数字の列であるなら、次に 0~9 のどの数字が出るのかは、過去にどんな数字が並んだかとは無関係に同じ確率である。 短期的に何らかの法則らしいものが見えたとしても、それはあくまでも見かけのもので、次の予測には結びつかない。 とは判っていてもこうした無秩序さを受け入れるのは難しい。すぐに何かの法則性を見いだして、無秩序なものを秩序立てて理解しようとしてしまう。それがどうやら人間の性というものらしい。 そしてその性の故に、宝くじ予想機が商品として成り立つのだろう。 ネットで、「宝くじ 必勝法」「LOTO6 攻略法」といったキーワードで検索をかけると無数のサイトが引っかかる。くじを買う側に本当に必勝法があるとしたなら、宝くじを主催するものは誰もいなくなるだろうに、解っていても(?)やめられない人たちは、 いいんだよ、夢を買ってるんだから という。 現在の宝くじ(LOTO6なども含む)の平均的な配当率は45%ほど。とすると、配当額を除いた宝くじの値段の55%が、夢の価格ということなのだろうか。 100円で宝くじを買ったら、その場で配当金の45円と 金 五十五円 を受領しました。 (但し「夢」代として) と書かれた領収書を渡される場面を想像して、クスッと笑うのは夢のない行為だろうか? 追記. 上記の領収書に、 金 五十八円 を受領しました。 (但し「夢」代及び消費税5%として) と書かれていたら・・・なんて考えるのは、もっと夢のない行為だろうか?
好き嫌い
(2006.7.4[火])
好き嫌いしちゃダメ! |
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