気の早い春と、のんびりした秋
(2008.1.20[日])
ところによって、季節の様相はいろいろです。
今日、宮城の三日月さんからフキノトウの写真が届きました。 一緒に届けられた写真には、草の葉に咲いた霜の花が写っていました。
東北では連日雪が降り、霜が降り続いているはず。 冬まっただ中。霜の花がよく似合う季節です。 それなのに、同時にフキノトウの写真とは。 気の早い春がフキノトウの姿となって顔をのぞかせたのでしょうか。
和歌山はと言えば、和歌山なりの冬の時を過ごしていますが、それでも北国の冬とは大違い。氷が張ることも希で、霜が降りることもほとんど無く、ましてや雪が降り積もることなどまったくないまま、和歌山なりの冬が過ぎようとしています。
あまり冬らしくない和歌山の冬が過ぎようとする頃、山には秋に実をつけるはずのカラスウリが、赤い実をつけたまま枯れていました。 のんびりした秋の忘れ物です。
気の早い人もいれば、のんびり屋の人もいるように、 それぞれの場所のそれぞれの季節にも、 気の早いものと、のんびりしたものとがいるようです。
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