■埋め草の記 (「編集後記」のようなもの) 昔、仕事関係でやりとりした方に、泥さんという方がいらっしゃいました。 姓の「泥」、何て読むのだろうと思っていたら「なずむ」と読むよし。 なるほど、本日のコトノハの説明の箇所で使った「暮れ泥む」の「なずむ」 ですね。分かってみるとなるほどと思うのですが、最初にこの姓の文字を 目にしたときには難渋しました。 でも難渋した分、一度覚えると忘れませんね。 私の姓は、日本では屈指のありふれた姓。 そのせいか、こんな読むのに難儀してしまうような珍しい姓に対して、憧れ がありました。いいな〜〜と。 そういう珍しい姓の方からすれば、ありふれた姓がうらやましいのかも知れ ませんけれど。 何処まで行っても、人間なんて無い物ねだりの我が儘な生き物なのかも知れ ません。私だけかも知れませんが。日刊☆こよみのページ スクラップブック