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【広辞苑】(こうじえん) 『広辞苑』(こうじえん、歴史的仮名遣い:くわうじゑん)は、岩波書店が 発行している中型国語辞典。 昭和初期に『辞苑』(じえん)(博文館刊)として出版。『辞苑』の改訂作 業を引継ぎ、第二次大戦後新たに発行元を岩波書店に変え、書名を『広辞苑』 と改めて出版された。日本で最も有名な国語辞典の1つ。 《フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia) http://ja.wikipedia.org/》 広辞苑はこのコーナー、コトノハではその導入部で毎度利用させて頂いてい る辞書。 ウィキペディアの説明にあるように、「日本で最も有名な国語辞典」といっ ても異論のない程普及している国語辞典でしょう。 『「広辞苑」10年ぶり全面改訂・「いけ面」「うざい」など新登場 岩波書店は23日、「広辞苑」の第六版を来年 1月11日に発売すると発 表した。全面改訂は10年ぶり。「いけ面」「メタボリック症候群」 「うざい」「ラブラブ」など約1万語を新たに収録。』 《日経ネット http://www.nikkei.co.jp/ 2007/10/23の記事より》 言葉は生きていますから、時代によって変わります。中には泡沫のごとく生 まれたと思ったらすぐ消えて無くなってしまう言葉もありますが、広辞苑に 収録されると言うことは、よちよち歩きにせよ自分で立って歩ける程にまで は成長した言葉と認知されたということでしょう。 とは言いながら「いけ面」に「うざい」ですか。 言われてみれば、確かに私でも意味がわかりますから、広く認知された言葉 にはなっていますね。まあ、意味がわかるのと、使うか否かとは別問題です けれど。 それはそうと、この記事を書くために広辞苑で引いてみたら見つからなかっ た言葉があります。それは、 広辞苑 こういった商品名は載せないのかなと思ったのですが、試しに「大言海」や 「コンサイス」という言葉を引くと、ちゃんと辞書だという解説がありまし たから、商品名になっているから載せないといった基準ではなさそうです。 やはり自分自身を書くのは面はゆいことなのかな? 奥ゆかしい。 でも、改訂版が出ることが一般のニュースになるほどよく知られた辞書なの ですから項目があってもよさそう。そして、 【広辞苑】 意味:この辞書です。 くらい書いてくれたら楽しいのになと思うんですが。 どうでしょう?
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