日刊☆こよみのページ スクラップブック(PV , since 2008/7/8)
【鬼の霍乱】(おにの かくらん) いつもは極めて壮健な人が病気になることのたとえ。 《広辞苑・第五版》 「○○さんが風邪をひいたって? 鬼の霍乱とはこのことだね」 といった言葉を聞くことがあります。 鬼のように丈夫な者でも時には病気になるということです。 「霍乱(かくらん)」の意味は辞書には 【霍乱】(かくらん) 暑気あたりの病。 普通、日射病を指すが、古くは吐瀉病も含めて用いた。夏の季語 とあります。てっきり目眩くらいの意味かと思っていましたが、そうではな かったのですね。 昨日の朝からなんだか喉の調子が良くありませんでした。いがらっぽい。 夜になるといがらっぽいから、喉がちょっと痛いと症状が進みました。 そして一夜明けると、喉の痛みは更に激しくなって声が出ない。唾も飲み込 むのが困難。おまけに頭痛がするし鼻水が出るし、関節も痛い。風邪です。 11月最後の日曜日、こよみのページとしては月替わりには更新しなければな らないページもあり、年替わりの準備もあり、いろいろ忙しいはずですが、 こんな時に限って・・・。 私の風邪も周りから見るときっと 鬼の霍乱 と見えることでしょう。 「本当は意外に病弱なんだよ」と言ってもあまり説得力はなさそうです。 でも本当は・・・。 鬼の霍乱でした。
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