日刊☆こよみのページ スクラップブック(PV , since 2008/7/8)
【泥縄】(どろなわ) (泥棒を捕らえて縄をなう意) 事が起こってからあわてて用意をすることのたとえ。「泥縄式」 《広辞苑・第六版》 「計画的」という言葉が頭から抜け落ちている私なので、いろいろなことを 泥縄式に進めることが多いです。 計画的に物事を進められるように、その姿勢を正すのが最良なのかも知れま せんが、それはなかなか出来そうも無い。ではどうするのか? その結果、身につけたのが 「○月×日までに、△△を実行します!」 と公言してしまうこと。 言ってしまうと、否応なしにせざるを得ない。 かくして、「泥縄式は泥縄式なりに物事は進む」というわけです。 考えてみると、こよみのページの種々の活動も、私が身につけた「泥縄式実 行方式」の下に始まったものばかり。 おかげで、締め切りの日辺りになると、 あ、あれを忘れていた。 お、これもしなくっちゃ。 と大忙し。 既に書いたとおり、もちろんこの「泥縄式実行方式」は次善の策。本来はや はり「計画的実行方式」が望ましいのですが、多分私のずぼらな性格では、 ぐずぐずと「計画」を考えているうちに、実行することも無くお流れになっ てしまう気がします。 望ましいとは本人も思っていませんが、多分これからも泥棒を捕まえてから 縄をなうことが続きそうです。縄をなっている間、泥棒が大人しくしていて くれることを祈りつつという危ない橋を渡りながら。
日刊☆こよみのページ スクラップブック