10月のページ(十月の別称 神無月・建亥月・時雨月など)
祝日と主な祭事 (以下、祝日・祭事・二十四節気等は全て2002年の日付)

上 旬 (10/1 - 10/10)
行事・祭事  日付  二十四節気   七十二候
  10/03 - 四十八候 水始めて涸れる
  10/08 寒露 四十九候 雁来る
寒露(10/08)
朝夕の冷気が草の葉に凝る。山の木々葉も色づき始める。
白露や死んでゆく日も帯締めて
 (三橋 鷹女)

秋の七草
最近ではめっきり見かけることの無くなった秋の七草。もう、憶良の歌の中にしか見つけることが出来なくなりつつある。
萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花
 女郎花また藤袴 朝貌の花

(山上憶良)
寒露

中 旬 (10/11 - 10/20)
行事・祭事  日付  二十四節気   七十二候
  10/13 - 五十 候 菊花開く
体育の日 10/14 -  
後の月見 10/18 -  
  10/18 - 五十一候 蟋蟀戸にあり
秋桜と月
後の月見 (10/18)
旧暦九月十三夜の月を中秋の名月に対して後の月と呼び、観月の宴を後の月見と呼ぶ。
わが心澄めるばかりに更けはてて月を忘れて向かふ夜の月
 (花園院)

秋桜(コスモス)
調和・善行・名誉・宇宙の意味を持つ名の秋の花。
コスモスに藍濃き衣を好み着る
 (三橋鷹女)

下 旬 (10/21 - 10/31)
 
行事・祭事  日付  二十四節気   七十二候
  10/23 霜降 五十二候 霜始めて降りる
  10/28 - 五十三候 小雨時々降る
霜降(10/23)
北国では、霜が地を白く飾る季節。秋も暮れようとしている。
間もなく季節は冬へ。

蜻蛉(とんぼ・せいれい)
蜻蛉は「あきつ」ともいう。秋之虫の意味だとか。日本の古名の一つ「あきつしま」にもなったこの虫が減りつつあるそうだ。
とどまればあたりにふゆる
蜻蛉かな

 (中村汀女)
とんぼ
十月の花暦
中国 日本
(江戸)
日本
(現在)
菊 紅葉 木犀 秋桜

(きく)
紅葉
(ももじ)
木犀
(もくせい)
秋桜
(こすもす)
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